とあるfacebookのお友達が紹介されてましたので、つい買ってしまいました。
正確には、右下の『LET'S ONDO AGAIN』なんですけどね、
大滝詠一がらみで、他3つ追加で購入。
右上の『はっぴぃえんど/風街ろまん』は、
かつて務めていたオーディオ専門店で、よく流れていたような気がします。
当然のことながら、リアル世代ではないのでその良さがよく分からなかったのですが、
『LET'S ONDO AGAIN』があまりにも素晴らしすぎたので、
それも思い出して、合わせて購入した次第です。
というか、この時代の録音はすごい。
最初、カーオーディオでならしましたが、あまりの衝撃で、
早く自宅のシステムで聞きたい!と思うほどです。
しばらくは、ヘビーローテーションが続くでしょう。
本当ならば、当時よりも今の方が録音技術も設備もかなり進化しているはずなのに、
せっかく良い歌、良い音楽なので、録音が残念というのがざらにあります。
それだけの音楽であるからこそ、最高の状態で聞きたいのに、
その最高の状態で聞いたら、がーっかりするんじゃ、目も当てられません。
前の会社でよく話題に上っていたのが“ビリー・ジョエル”
「ビリージョエルのCDはどれも、録音がダメ。だから、レコードを引っ張りださなきゃいけない」
レコードからCD化したときのマスタリングといいますか、
それですらこういうことになってしまうのですから、
音楽制作のエンジニアさんにホント、頑張って欲しいと思います。
ちなみに、件のビリー・ジョエルはZOUNDSってところが出しているCDが良いらしいです。
前の会社でもブログで取り上げました。
表題の“16bit/44.1Khz”というのは、CDに音楽を記録する際に用いられるフォーマットです。
そのCD(CD-DA)が一般的になったことにより、デファクトスタンダードにもなりました。
これは、ソニーとフィリップスが、「レコードに代わるもの」として議論に議論を重ねて生み出されたもの。
特にフォーマットについては、ソニーが一歩も譲らなかったみたいですね。
もしここでソニーが妥協していたら、今日までCD-DAが生き残ることはなかったでしょうね。
あれから40年以上経過していますが、
いくら音楽配信がメジャーになってもやはりCDは残り続けてます。
さらに、「CDよりももっと良い音を」という事で、
DVD-AudioやSACDなんて新しいフォーマットをひっさげて登場しましたが、
DVD-Audioは、登場して10年保ちませんでしたし、SACDも風前の灯じゃないでしょうか。
これはやはり、16bit/44.1kHzというフォーマットがあまりにも優秀だったからではないでしょうか。
加えて、欠点があるからこそ、オーディオ愛好家がこれをどうやって良い音で聞こうとアレコレやるのです。
当然、オーディオメーカーも一生懸命やる。
たった1枚のCDを最高の状態で再生するために技術の粋を結集させる。
もし仮に、端っから音が良かったら、そんな苦労する必要はないのです。
だからこそ、オーディオは楽しい。もちろん、音楽も楽しい。
こんなステキな規格を考えて下さったソニーにはホント、感謝です。