ほほほぼ週に一度、スーポー銭湯『極楽湯』に行ってます。
そのとき、入り口の下足入れで決まって使う番号があるんです。
それが
『717』
ま、なーんのこっちゃというわけですが。
私はこの数字にちょっとしたこだわりがありましてね。
でも、そんなにたいそうな話ではないか。
いやね、私が学生時代、音響メーカー『パイオニア』で販売員のアルバイトをしていたときに、
しこたま販売したミニコンポの型番が『X-MDX717』なんですよ。
この機種が発売されたのは、2000年の夏頃。
カセット、MD、3CDチャンジャー付きで
オーディオとして聴くだけではなく、MDやカセットへの録音機能も
充実したミニコンポでした。
また、ディスプレイやスピーカーライトも32色に切り替え可能で、
とてもカワイイデザインにでした。
この後、似たようなデザイン、機能をもったモデルが、
ケンウッドや、ビクター、ソニー、パナソニックから発売され
さながら戦国時代の様相でした。
そんなわけで、その年の年末商戦ではてんやわんやでした。
当時私がいたヤマダ電機豊川店では、
オーディオコーナーに、私(パイオニア)だけではなく、
常時オンキヨー、デノン(デンオン)、時にはケンウッド、ソニーの販売員が
売り場を固めておりました。
今では考えられない光景。
そのなかでもイチバンの若輩者であった私ですが、
並み居る先輩販売員を押しのけて売りまくってやった気がします(笑)
16年前の話ですが、
アルバイトの面接に初めてパイオニアの豊橋営業所にお伺いしたときは、
『こいつ大丈夫か?』
と心配されたそうです。
でもね、一生懸命やりましたよ。
そういう意味では、雇っていただいた当時の営業さんには感謝です。