キリスト教式の結婚式 | オリジナルウエディングを作るフリーランスプランナー 柳田佳寿美

オリジナルウエディングを作るフリーランスプランナー 柳田佳寿美

こんにちは!柳田 佳寿美(かすみ)です。
フリーランスで、ウェデイングとイベントのプランニング・プロデュースのお仕事の様子と、プライベートで感性を揺さぶられた事を綴っています。
おふたりのウエディングのヒントになれば嬉しいです♪

フリーランスのプランナーの傍、プランナーの卵さん達への教育をおこなっているのですが、昨日はその授業の日でした。

講義のトピックスは、挙式の種類と対応について。プレ花嫁ちゃん達には、もはや当たり前に「神前式」「キリスト教式」「人前式」というフレーズは、聞かれた事があるでしょう。

昨日は、その中でも「キリスト教式」を少し掘り下げてお話しさせて頂きました。

 

生徒さんは、「教会」に行った記憶が無い。結婚式で参加するのは全て「チャペル」。「チャペル」と「教会」の目的がどう違うのかは想像もできていなかったので、少しづつ紐解きながら、教科書には全く乗っていないお話し。

「教会」と「チャペル」全く違う。それ以前に、「キリスト教式」と一括りにされているが、プロテスタントとカトリックという宗派、そしてそれ以外の宗派が数多くある。それぞれベースにある考えは近からず遠からず。明確な違いが沢山ある。

 

しかしながら、日本にある「ウエディングチャペル」の設えは、その宗派を超えて、オールミックスになってしまっている物も少なく無い。例えば、ステンドグラスのデザインはカトリック、バージンロードはプロテスタント、日本人が勝手に思うキリスト教のイメージが混在しているのチャペルが多い。 それもイメージなので、その価値を決めるのは実際にそこで結婚式を挙げる方。 ただ、教会に一度も行った事が無い方が、イメージで決めてしまう事には少々抵抗を感じます。プランナーは、自分の会場の矛盾があるかどうかに気づいて欲しいな。そんなお話し。

 

その会場を気にいるかどうかは、結局は新郎新婦お二人のご判断。 でも、結婚式にまつわる事に関しては、後から本質、マナー、慣習を知った時に後悔して欲しく無い。 

 

私が、結婚式に意味の無いことを存在させたく無いと思うのは、そういう所。 自分の見識が広がった時に、実は結婚式で物凄い恥ずかしい事をしていたんだという後悔に繋がって欲しく無い。 

 

 

 

プランナーとして、新郎新婦が後悔する結婚式を作って欲しく無いという所から、教科書からスピンオフしたお話しばかり。

仕事をする上でも、自分の仕事にプライドを持って仕事して欲しい。 そんな気持ちでいつも授業をしています。

 

「教会」は、街に沢山あります。思い切って扉を開け、そこにある椅子に腰掛ける事は、誰にもできます。そこには、「ウエディングチャペル」のような華やかさも、明るい照明も無いかもしれません。だって、「教会」ですから。深い慈愛に満ちた空気を感じる事ができると思います。 

 

 

 

 

 

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