こんばんは。
元ビートルズの(…て枕詞もいらないくらい有名ですね;)ポール・マッカートニーさんが来日中で、
日本でもツアー中です。今日がラスト!
私はビートルズ時代の曲もそんなに詳しくないし、Wingsやソロ時代となると、
本っ当~に申し訳ないくらい代表曲を数曲しか知らなかったりするんですが;
お誘い受けて19日、行ってきました
さすがにヒット曲多くて、にわかの;私でも楽しめました
いろいろと考えさせられる事もあったけど(アーティスト側と関係ないところで。気の毒;)、
たっぷり3時間!ハートウォーミングなステージでした
『正しい』って思い込みも、俯瞰で見る冷静さ欠くとと凶器だって思い知る。
人を妖怪化させるには十分だ
何かと学ぶ場となりました
以下、詳細。
ある意味、日記に残したいくらい衝撃的だったので
※全然、気持ちのいい内容じゃないので、愚痴的でもOKな方のみどぞ。
ライブ自体久々で、洋楽アーティストに至っては、数年前(3年?4年前??)のPlacebo@赤坂BLITZ以来
…うん。私が浦島状態なのもあるんだけど、ライブ会場って、こんなに殺伐としてた…!??な空気。
いや、一部必死な最前争いとかあるようなライブは別として。
ちゃんと指定席あって、観客の年齢層も高めなのに、オールスタンディングのライブよりも
ある意味、大荒れでビックリ…でした。
ファン層が幅広かったり、企業接待?的にも使われてたみたいで、
観客の『常識』にも幅があったのが原因なんだと思う。
A:席があるんだから座って観ろ!後ろが観えないじゃないか!な観劇派
B:10年ぶりの来日じゃん!そもそもロック系で終始着席ってアーティスト側への嫌がらせ!?派
どっちも、自分が正しいって思ってる分、そしてなまじっか年齢高いだけに譲らない。
東京ドームは2階席だけはスタンディング禁止。
一階席やアリーナは、特に規定なく個人の自由。
立って観たい人は立てばいいし、座って観たかったら、それもご自由に。。ていう。
で、大抵、自分が参加してたようなライブって、各自↑スタンスで楽しむ人が大半だったんですが、
今回、A派が回り中を着席させようと風紀委員ぶり発揮!
各所で小競り合いやらケンカやら多発。
一階席、自分のいた付近では、座れ!と命令口調の70才くらいのお婆さん(に見えた。回りからは、ああ見えても50~60半ばくらいでは?の声あり)が、立ってた前席の人にキレて、自分の目の前の席上(前の人の座席)に置いてあったコートに唾を吐いてた…というか垂れ流してた…という。
さすがに気が付いたその席の人とケンカになって、コート汚された側が席立って怒り心頭で途中退出。
(何があったか、退出後、周りがざわついて知った!)
付近、しばしお通夜状態で強制的に“観劇”強いられる。
ステージ上のポール、“Are you enjoying yourself? Really? Sure??”とMCが多くなった気が…
今回、アリーナ席とれなかったから行かないっていう知人は正しい判断だったなって思ってたら、
後日、アリーナ席で観てたダンナさん友人から、アリーナ席も(…ていうか、段差ない分こっちの方が)酷かった!という報告あり
いい大人が殴り合いとかしてたとか;場内スタッフ、フル稼働だったそうで
“楽しもう”ってやってくるのは、みんな一緒のはずなのに、
“こうやって楽しむのが正しいだろ!”って、思い込んだ『正論』と、
きっとみんなも困ってるのよ!って多分代表してくれてるつもりな『正義』を盾に
大暴れな人を目の当たりにして、なんだかなー…と。
ありがた迷惑も極めすぎ
そもそも、『常識』とか『正義』とかって、多数の人が一緒に行動するのに、
しっちゃかめっちゃかにならないアウトライン的に機能するもんじゃないの??
つか、せめて人のコートに唾垂らす行動は『常識』じゃないって思える冷静さ持って。。。
もう、人の良識すら離れて妖怪唾吐き婆さんと化させる『常識』ってすごすぎる!!
一緒にご主人らしき人もいたけど、自分の奥さんが人前で醜態晒してるの目の当たりって
針の筵じゃなかったかなー…と思ったり。
一見、普通のお婆さんだっただけに衝撃大。
冷静さ欠いた上に、『常識』って大義名分もあると、普通の人が簡単に妖怪化しちゃうものなんだ…と
恐怖感。
あくまで、その人にとっての『正論』を人に嫌な思いさせて押しつけて従わせるものじゃない。
少なくとも、個人的にそれぞれが権利を有してる場では。
(今回の場合は、それぞれが購入チケット分楽しむ権利あるんだし。
人様のお金で自分だけが最大限に満足する空間作りに貢献させようって違うでしょ)
『常識』も『正論』も、都度、再考する余裕と謙虚さを自分は持ちたいなって思った。
期せずして、学ぶ事大!なポール@東京ドームでした。
自分だけだと行かないようなライブは、目からウロコ体験あるものですね
気付いたら、だらだら長文
見てくださってありがとうございます