2024年5月の雨の日曜日、御船町恐竜博物館に行ってきました。

 

 

御船町は、ミフネリュウという恐竜が発見されたところです。

恐竜博物館は、日本では、熊本の他に、福井県、長崎県、岡山県にあるそうです。貴重…

 

 

早めに出発して、10時前には着きました。(9時から開いてます。)

 

ちょうど、"ポケモン化石博物館"も展示されている時期で、子供は見た瞬間に「ピカチューだー!」と喜んでました。

[2024/03/20〜2024/06/23の期間限定:詳細はコチラ]

 

ポケモン化石博物館に入るには、事前のオンライン予約が必要で、前日に予約しました。

 

ポケモン化石博物館てなにー?!

ポケモンについての知識がなさすぎて、ぜんぜんついていけなかったんですけども。

どうやら、絶滅したポケモンがあるらしくて、化石から復元したポケモンとかもあるらしく、詳細な解説とともに展示されていました。

 

子供は大喜びで率先して中に入っていきました。

 

最近、恐竜が好きでこの日も恐竜のズボンと恐竜のTシャツでばっちり決めてきていて、ポケモンの展示も食い入るようにみておりました。

お母さん、ついていけない。

 

ポケモン化石博物館を出たあとは、常設展示のブースへ。

館内は一方通行になっていて、逆戻りができません。

脊椎動物の進化の歴史や、恐竜たちの世界を学び、最後は"生命と地球"という壮大なテーマで〆られます。

 

熊本の地質図もあり。

 

メインの恐竜の世界へ。

 

デッカ!!

 

急に現れた恐竜さんの骨格標本にびっくり!

 

子供は怖がるかと思ったら、大喜びでした。

ティラノサウルスの股のところからなにかがぶら下がっていたのですが、それを見て「ち●こ!ち○こ!」と大声で叫んでました。親の顔が見てみたいです真顔

恐竜の骨が再現してあって、ものすごく見応えがありました。

 

大好きなトリケラトプスを真剣に見てました。

 

御船では、ミフネリュウのほかにいくつか恐竜が発見されているそうで、スルレステス・ミフネンシスというおしゃれな名前の恐竜の説明もありました。

 

2階に上がると、ポケモン化石博物館のお土産屋さんがあり、図鑑に心を奪われたらしく、「これを買う!」としっかりとした意志を表明されたので、購入いたしました。

それから毎晩、この図鑑で化石ポケモンと恐竜のお勉強をしています。なんなら、キャンプとかにも持って行ってます。気に入ってよかった。

 

で、1階に戻ってきて、化石発掘体験ができると知り、「やってみようよ!」と子供を誘ったのですが、そこにあったガチャガチャに心を奪われていて、興味を示さず。しばらくガチャガチャを鑑賞(見るだけ)。

しばらくして「もう一回恐竜が見たい」と言うので、またティラノサウルスさんのところへ戻って、館内を一周しました。

そのあと、そろそろお昼ご飯にしようかなというタイミングで、「化石発掘したい!」と言い出して、「なんで今なーん真顔」って思いましたが、「ご飯食べてからまた来よう」と一生懸命説得して、外に出ました。

一度入場券を買うと、出入りは自由なようです。(ポケモンのところは一度しか入れません。)

出るとき、行列ができてました。はやめに来ててよかったー。

 

 

さて、お昼ご飯スプーンフォーク

どこにしようかなと思いましたが、何しろ雨が降っていて、移動が大変。徒歩圏内に"イチニコ食堂"というところがあったので、行ってみました。

 

ホルモン煮込みが有名だそうです。

11時過ぎくらいだったけど、並んでました。大人気!しかも、その時間なのに"桃色餃子"と"汁なし担々麺"は売り切れてましたびっくり

20分くらいの待ち時間で中に入れました。

大人はもちろんホルモン煮込み定食を頼み、子供はお子様うどん。

モルモン煮込み、めっちゃおいしかったです!全然臭みがなくて、柔らかくて、味付けもとても美味しくて、びっくりしましたニコニコさらには漬物もおいしかった。

おこさまうどんは、うちの子にとってはちょっと少なめだったかもと思います。

桃色餃子、食べてみたかったなあ。

とにかくとても美味しいお昼ご飯だったので、また行きたいです。

レジ横にあった"納豆ふりかけ"と羊羹を買って帰りました。納豆ふりかけ、家で食べてみたらめっちゃおいしかったよだれ子供は毎日のようにご飯にかけて食べてました。

 

 

さて、お腹も満たされて、また恐竜博物館に戻ります。

化石発掘体験は1時間ごとに決まった人数で入るようになっていて、受付で申し込みをします。雨の日だったからか、一回の人数が少なめだったような。軍手が必要で、受付で購入できます。ゴーグルや、発掘道具は貸してくれます。4歳以上で参加可能。

時間になると、まずはお部屋の中で説明を聞きます。隊長のロバートがいろいろ教えてくれました。動画も見ながら、どうやって化石をみつけるのかを学びました。泥状岩と砂岩があって、泥状岩は子供の力でも割れるそうです。砂岩は硬いので、ハンマーとタガネを使って割ります。

子供は子供用のハンマー、大人はハンマーとタガネを使って石を割って、化石を見つけます。割れた石の表面をよく観察して、窪んだところや出っ張ったところを見つけます。

割るのは、御船の9000万年前の地層の石で、学芸員の方が地層から博物館にごっそり運んできてくれたものだそうです。9000万年って白亜紀ということですね。

 

白亜紀って・・・?

[福井県立恐竜博物館のホームページからお借りしました。]

白亜紀って、地球が誕生してからの歴史からすると結構最近みたいに見えるー。けど、6600以上も前なんですね。

 

 

 

なにか発見したかも!と思ったら、隊長のロバートと、隊員のマシュー、アンジェリカ(全員めっちゃ日本人)が、ルーペを使って鑑定してくれます。

とても独特な手つきで危なっかしくハンマーを使ううちの子。危なすぎるので、一緒にハンマーを持って石を割りました。

カンカンって叩くの、楽しかった!

 

二枚貝と巻貝の化石をたくさん発掘しました!ここらへんは海やったんやなあ。

握り拳くらいの石をひとつだけ、持って帰っていいことになっているようです。貝の化石が綺麗に見えるものを選びました。

最後に、お部屋に戻ってまとめがあります。

なんと、ミフネリュウの歯の化石を発見したのは、当時の小学一年生の子だそうですびっくり「これ、なんだろうはてなマーク」って思う気持ちって大事ですね。

 

化石を発掘した後、なんともう一度常設展示場に戻って、ティラノサウルスやらステゴサウルスやらトリケラトプスやらを見て、帰りました。

そんなに大きな博物館ではないのに、10時前に来て、15時くらいまでいました。

 

初めて行きましたが、想像していたよりもずっとずっと楽しい博物館でしたニコニコ

 

発掘した化石は、軽く洗って泥を落として、日付、発掘者の名前、発掘場所を書いたケースに保管してください、とのことでした。その中に、なにか新しい発見があるかもしれないもんねにっこり 博物館で保管用のケースを売っていたので、それに入れて大事に保管してます。

 

子供も「また行きたいねニコニコ」と何度も言っているので、また来ます!