土葬って、聞いたら、びっくり❗️だね。 | 訪問看護で叶える自分らしい生き方

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先日、仲間内での会話。

なぜか、葬儀の話から棺桶の話になりました。

自分用に折りたたみの棺桶をおうちに準備してるという話にも驚きです。

そんな、棺桶があるんだ⁉️

アマゾンでも購入できちゃいます。


私のおじいちゃんは土葬だったと伝えたら、

「ええっ⁉️ーーーー」

(今は、火葬です。)


ポツンと一軒家の番組で放映されたことのある地域です。


私が幼い時のこと、当時、小学5年生(50年くらい前)、おじいちゃんが亡くなりました。


神道なので、通夜祭になります。

布団で寝た状態で、

神主さんと雅楽を演奏する方がいて、祭詞、祭文を唱えます。そういえば、巫女さん?がシャンシャンと音を鳴らして、踊っていた記憶があります。


終わった後、棺桶の中に入れます。

大きな味噌樽のような感じで、寝て入れないので、体操座りで固定します。

蓋を閉じる時は、親族一人ひとり順番に、手のひらサイズの石で、釘を打ち付けます。

私も泣きながら、石で釘をトン!トン!したことを覚えています。


八つ墓村の映像であったように、近所の方が総出で、おじいちゃんの棺桶を担ぎ、お墓に行きます。

お墓は、山の中というのか、森の中の一画が更地になって、墓石が立っています。

ところどころ、土が盛ってあるところもあります。

子どもだった私は、

この土が盛ってあるところにピョンピョンと飛んで遊んでいました。

すると、おじさんから

「土が盛ってある下に、亡くなった人が埋めてあって、空洞になっているから、ズボーっと落ちたら、骸骨が出てくるぞ❗️」と叱られた記憶があります。


その墓地の一箇所である先祖代々のお墓の一部に、

直径1m✖️深さ2mくらいの大きな穴が掘ってあリます。

そこに、棺桶をドボーンと埋めます。土を被せ、少し山盛りにし、後日、そこには、柱だけの家が小さく建ちます。

これは、この家が、腐って、倒れたら、埋めてある遺体が骨になったという合図のようです。

(‥‥と、おじさんに教えてくれました。)

しばらくして、収骨し、墓石が立ちます。





それから、10年もしないうちに、こちらの地方では、墓地を整え、一般の埋葬になっています。


調べてみると、

日本では、今でも土葬の地域があるようですが、ごくわずかな地域です。


現在、お墓も、様変わりしています。

宗教的なこともあり、お家の事情もさまざまです。

亡くなった方の想いは、いつまでも、心の中に生き続けます。

死を考えた時、遺されたものが、どうやって、自分自身の人生を生きていこうとするのかを考えることにもなります。


どうか、みなさま、お身体を大切にしてください。




今日も元気で❣️がんばりましょう





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