病気になると、お医者さまから、病状説明をされます。
お医者さまからの説明と言われただけで、緊張しちゃうって方もいますよね。
いいこと、悪いことを同時におっしゃられるけど、
人間って、いいことしか聞こえないこともある。
それに、わからないことをわからないって言えないってこともあり、
わからないまま 話がどんどん進んでいくので、ますます、わからないってこともある。
お医者さまは、カルテにご家族にiC(インフォームド コンセント)すると、書き込む。
家族が理解できたかどうかなんて、知る由もない。
入院すると、ご自宅への退院が決まったら、退院に向けて、多職種連携で、退院前カンファレンスが行われます。
この会議には、病院側は、医師(参加されないことが多い)、病棟看護師、退院調整看護師もしくは、ソーシャルワーカー、時には、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が参加されることもあります。
在宅側は、在宅医(参加される方もいる)、在宅医の看護師、ケアマネジャー、訪問看護(利用の希望があれば参加)、福祉用具などの職種が集まります。
医療用語満載の説明で、横聞いている私は、本当に伝わっているのか、疑問です。
わかった気になって返事している方って
少なくないように見受けられます。
小難しい医学書をいくら読んで、知識を増やしてもダメだなーーと思い、
いかに、分かりやすく説明できるか!
そう、小学生でもわかるように説明しないと伝わりません。
どうやったら、うまく伝えることができるか
この本を買いました。
思い出しました。
現場で行き詰まり、身体の中で何が起こっているのかを考えるために、基本に戻れ!
解剖病理学だ!と。何度も看護学校の恩師に言われたことを、、、、、。
看護学校にの実習の時は、ピンとこなかった。
病気のことを学んだ方がいいんじゃないの⁉️ってね。
でも、正常がわからなければ、異常がわからない。
つまり、正常以外は、みんな病気だってことだよね。
利用者さまから緊急コール電話があり、
「お父さん、倒れちゃったのよ。」
急いで、車で向かいます。
運転しながら、頭の中で、整頓します。
なんで、倒れちゃったの?
怪我はない?
どこか、打っていない?
頭を打ったら、硬膜下血腫も疑って、
「今は、なんともないかもしれないけど、1〜2ヶ月後に、呂律が回らなくなったり、麻痺が出たり、歩けなくなったら、すぐに病院に行ってね。」と伝えなくちゃ。
脳の病気?
麻痺はない?
手足は、動く?両手をあげて、揚げたままできる?
膝立をして、パタンと倒れない?
脱水?
などなど、、、
あらゆることを疑って、削除法で考えます。
そのためにも正常な働きを知らないと異常なことがわからないというわけです。
回りくどくなっちゃいましたが、
分かりやすい言葉で説明しよう。。です。
今日も元気で❣️がんばりましょう
