こんにちは!
宮崎県延岡市でパン教室開講準備中
hummingの河野です。
先日、長女が通っている幼稚園の卒園式と修了式がありました。
娘は年少々クラスなのですが(4月から年少)、卒園生の姿・合唱に思わず涙が…
卒園まであと3年ありますが、きっとあっという間に大きくなって親から離れていくんだなぁ…
(…大袈裟ですかね!?笑)
今一緒に過ごす時間を大切に、一瞬一瞬を楽しく過ごそうそんな風に思います
さて、本題です。
今回、前回の記事でも予告をしていましたが…
国産小麦を4種類取り寄せて、
こね・焼き・食べ比べをしてみました
パン作りをする上で、
「自分や家族の好みに合わせて、材料を選ぶことができる」
この事はひとつの大きな醍醐味だと私は思っています。
パン教室hummingでは、赤ちゃんでも食べられる安心・安全な材料を使いたいと思い、
お教室で使う強力粉はポストハーベスト(収穫後にまく農薬のことです)の心配の無い「国産」のものにしようと決めました。
外国産の小麦粉のメリットは、
たんぱく質の含有量が多いので、初心者の方でも生地を扱いやすく、
また焼いたときに膨らみやすかったり、
スーパーでも安価で手軽に購入できるなど、
非常に使い勝手は良いので、
状況やその時の気分に合わせて選んでみてくださいね!
比べるのはこちらの4種類です。
国産小麦界のレジェンド。「春よ恋」の父。農家泣かせのデリケートな性質の為、生産量が比較的少なくプレミア感がある。
・北海道産 「春よ恋」
「はるゆたか」をより育てやすく、よりおいしく改良した品種。現在の国産小麦の中でもトップの人気を誇る。
・九州産 「みなみの息吹」
九州産「ミナミノカオリ」を使用した100%九州産の強力粉。製パン性に優れ、安定した品質。
・北海道産 「ゆめちから」
超強力秋まき小麦として生まれた、優良品種。
ちから強さともっちりとした弾力があるのが特徴。
〈一次発酵後〉
発酵はどの粉もしっかりしてくれました!
【こねの感想】
「春よ恋」と「みなみの息吹」はこねやすく、発酵後の作業もしやすい扱いやすい生地だと思いました。
「はるゆたか」はこねから成型までベタつき初心者の方には難しいかもしれません…。
「ゆめちから」はすぐに弾力がつくので、こねる時に力がいり、こねムラに注意です。水分量は外国産のものと同様でも良さそうです。
食パン型を揃えられず、パウンド型で代用しました!
高さや釜伸びの比較が出来ないのが残念です…
照明の具合で色がまちまちです
【食べてみての感想】
これは比較したからこそ分かった事ですが、
強力粉の種類によって、こんなにも変わるのか!?と思う程、
味と食感が全然違います。
「はるゆたか」は口溶けなめらか、歯切れよく軽いです。飲み込んだ後まで小麦の風味が残ります。
「春よ恋」はもちもち食感、耳まで柔らかく、小麦の味が濃いです。
「みなみの息吹」はもちもち食感と優しい口当たり、歯切れの良さもあります。耳はパリッとします。
「ゆめちから」は一番もちもち、弾力があり、力強さを感じます。小麦の風味も強いです。
(あくまでも私の主観です)
【結論】
パン教室hummingで使用する強力粉は
「九州産みなみの息吹」
に決定しました~!!
理由は、
初心者の方でも扱いやすい生地だということ、
くせのない美味しさで、お菓子パンやお惣菜パンのどんなパンにも合いそうだということ、
価格も予算内であり、
北海道産の小麦粉が多い中、九州産の小麦粉を盛り上げたいという気持ちもあって、
「みなみの息吹」に決めました!
もし仕入れが難しい場合は「春よ恋」を使用したいと思います。
国産小麦を使うことはあっても、食べ比べることはなかなかないので、とても勉強になりました!
楽しかったのでまた違う品種でやってみたいと思います
最後までお読みくださり
ありがとうございます