今年最後の投稿になろうかと思います。
今年もマニアックな日記にお付き合い頂きありがとうございました。
みなさま、良い年越しをお過ごしください!
Programming Music
J.N.Hummel/Flute Sonata in D,Op.50
00:10 - 1.Allegro con brio 4/4
09:54 - 2.Andante 6/8
12:45 - 3.Rondo Pastorale 2/4
フンメルは、モーツァルトが始めたウィーン流ピアノ演奏の代表者とみなされており、その発展に決定的な貢献を果たしました。そのため、彼の創作活動は主にピアノ曲作曲の分野が中心となりました。ピアニスト、作曲家、教師としての名声の一方、彼はドイツの著作権法の確立へ精力的な活動をし、旧友ベートーヴェンもこの活動を支持していました。
さて、このフルートソナタニ長調作品50は19世紀に大変好評を博しました。このソナタは様々 ヨーロッパ中の複数の出版社から出版されました。
第1楽章 アレグロはまさにモーツァルトの作品を聴いているかのようです。アルベルティ・バスの支えられて踊る明快な主題に、ロココの香りを漂わせた明るい曲です。ニ短調の短い第2楽章はフンメルらしい和声とピアノ技法が見られます。切れ目なしにパストラーレと題された第3楽章に入りますが、短い序奏部こそパストラーレ(田舎風 田園風)ですが、すぐにテンポの速いロンド主題に入りますが、この楽章の展開と構成はまさにベートーヴェン的でもあり、影響は受けているものと思われます。
原タイトルは「ピアノとフルートまたはヴァイオリンのためのソナタ」であり、ヴァイオリンソナタとしても演奏できますが、この曲のソロパートがフルートが映えるように作られているので、フルートで演奏された録音が多い作品です。
Sheet score createed by Dorico Pro 5
Computer Programming : Hummel Note
Sound:GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5/ARIA
Mix & Mastering:SSW10 Lite
Cover Thumbnail made by Ai(Copilot)
About this video
The score used for this video is the same capture screen of Dorico pro5 used for programming. The sound source is VST GARRITAN PERSONAL ORCHESTRA 5, and the mix and mastering are created using another software.
Unlike the actual musical score, the trills are entered at actual pitches, the tempo is specified everywhere, and the dynamics are also recorded while listening to the balance, so it is not suitable for performance.
