【DTMクラシック】フンメル/ピアノと管弦楽の為の変奏曲 ヘ長調,Op.6 | クラシック音楽とお散歩写真のブログ

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今回の打込は フンメル/フォーグラーの歌劇「カストルとボルクス」の主題による変奏曲 ヘ長調,Op.6 です。

 

フンメル最初期の出版作品です。出版はウイーン時代の1798年ですが、作曲されたのはロンドンから帰還した1793年~95年ころかなと思われます。オーケストラは最低限の役割を担っているだけで、2管ずつのフルートとホルンもオブリガート程度、なくても演奏に支障がないほどです。

 

 ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(Georg Joseph Vogler 1749年6月15日 - 1814年5月6日)は、ドイツの作曲家、オルガニスト、教師、音楽理論家で、モーツァルトとは1775年頃にマンハイムで会っています。

 「カストルとボルクス」(Castor e Polluce)は1784年にミュンヘンで初演された3幕のオペラセリアです。そのアリアからの変奏曲ですが、フンメルは後年になってもこの主題をピアノ奏法という書籍内の練習曲でも変奏曲形式で取り上げていますので、お気に入りだったのでしょうか? それとも定番的に人気があったアリアだったのでしょうか? 

 1782年から1790年にサンクトペテルブルク、1800年にはベルリン、1804年にはウィーン、1806年にはミュンヘンと移り住んでいますが、1790年代はロンドンを中心に活動していましたので、フンメルのロンドン滞在時期に面識があったのかもしれません。
 

Programming Music J.N.Hummel : 

Variations for Piano and orchestra on Vogler's "Castor and Pollux" in F,Op.6

Programed by Hummel Note

Daw&SequencerSSW10 Lite & Music Pro for Windows V5

SoundsGARRITAN PERSONAL ORCHESTRA5

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