LCC、私はあまり乗る機会がなかったが、日本ではANAグループのpeachや、JALグループのじぇっ、私はあまり乗る機会がなかったが、日本ではANAグループのpeachや、JALグループのジェットスター・ジャパンとスプリングジャパン、日本国内線を飛ぶ航空会社はこの3社だ。

 今回は、出張で訪れた福岡から東京まで戻るフライトをLCCにして、真ん中席に実際に座ることにした。ちなみに値段は大手航空会社が3万円台に対して、今回のLCCはなんと5千円台。安すぎて逆に驚いてしまった。ちなみに荷物を預ける際は有料だったり、機内サービスは有料だったりするが、自分は預ける荷物はないので問題なく搭乗。今回はANAグループのLCC、peachを利用した。空港ではモバイルチェックインができ、空港内でかつスマートフォンのアプリからなら、カウンターに寄らずにチェックインができる。もちろん紙の搭乗券を出すことも可能だ。今回は紙の搭乗券が欲しいのでpeachカウンターの自動チェックイン機でチェックインしたが、並ぶこともなく受け取れた。

・狭いが意外と行ける?LCCの座席 

 搭乗口に向かい、飛行機に搭乗。今回は非常口席の後ろの16Fの座席、両側には乗客は座っている。通路側の方に配慮いただきながら着席する。大手航空会社なら少し足を引っ込めてもらえば行けるが、LCCではちょっと難しい。今回は通路側の乗客が立ってくれてスムーズに座ることができた。さて、座席周りは・・・少し狭いが、瘦せ気味の自分ならそこそこ快適にすがすことができる空間だ。約170センチある身長では、着席時の前後の間隔は拳1個。ペットボトルをポケットに入れてしまえば膝がペットボトルに当たる感じだ。

 飛行機は、福岡空港の上空混雑の影響により遅れて出発。出発前に機長から案内はあったので、混乱はなかった。離陸後久留米上空で左旋回し大分方面へ進路を取り、関東方面へ飛行していく。

・PC作業は難しい?でもスマートフォン見るなら問題なし

 ベルト着用サイン消灯後に、テーブルを出してPC作業が出来るか確認したが、かなりきつい感じで、キーボードが非常に打ちにくくなっている。特に肘をかなり曲げなければならず、腕が少し痛くなってしまう感じだ。だが、スマホ程度を見るぐらいなら全く問題ない。余裕で過ごせる感じだ。機内では、機内Wi-Fiを繋げて、機内エンターテイメントが楽しめるようになっている。ただし、インターネットに繋げることはできないので注意が必要だが、2時間以内なら十分な内容の種類があった。ただ、人の好みによっては気に入らないものが多い場合もあるので、YouTubepremiumのオフライン機能を持ってる方ならそれを使うなどした方が良さそうだ。

・CAさんのサービスや機内の清潔感には問題なし

機内はほぼ満席の状態だったが、CAさんも笑顔に乗客に対応しているのが印象的だった。また機内もゴミなどは落ちておらず、綺麗な状態だったため、全く問題はない印象だった。ただ、国土交通省の輸送調査の期間とかぶっていたこともあり、乗客へのアンケート対応などで、機内サービスは早めに打ち切られた。

・記者の感想は"今後も安ければ乗ってもいいかも"

成田空港には10分ほど遅れての到着。オープンスポットのため、ターミナルまではバスで案内された。機内から降りてから約20分で京成線の改札口にたどり着いた。

 今回搭乗してみて、座席の狭さやPCの使いずらさなどの課題はあったが、機内でのCAさんの対応や機内の清潔さは満足できたため、今後も低価格を提供してもらえるならまた乗りたいと思った。LCCが日本に定着して、人々の移動がより盛んになった今、今後も新たな航空会社も増えていくことが予想されているため、今後も他のLCCに搭乗し、真ん中席に乗ってみたいと思った。(記事文作成:運営記者)