混雑緩和を狙えるか
東海道・山陽新幹線 最繁忙期のぞみ号全車指定席へ
参考資料：東海・山陽新幹線でのぞみ号としても使用されるN700A
9/13、JR東海は最繫忙期の「のぞみ号」のみ全車指定席にすることを発表した。今年の年末年始から開始し、12月28日から24年の1月4日まではのぞみ号の自由席は設定されない。通常では1号車から3号車は自由席として用意されているが、年末年始やお盆、ゴールデンウィークには自由席に大行列や乗車待ちが起こっており、遅延の原因にもなっていた。今回の全車指定席により、用意できる席が1列車あたり2割増えて、より指定席が取りやすくなったことに加えて、遅延の原因を少しでも減らすことが期待されている。
3ピーク期の際には、自由席特急券及び有効な特急定期券や乗り放題パスでのぞみ号の座席には着席できなくなり、その代わりにデッキでの立ち乗りは出来るようになっている。のぞみ号以外の東海・山陽新幹線の種別列車は対象外で、変わらずに自由席が設定されるほか、大規模な輸送障害などが発生した場合は臨時で全車自由席で運転するのぞみ号を出す可能性もある。今後ものぞみ号の全車指定席制は３大ピーク期に行われる見込みで、年末年始以降の時期に関しては、改めて発表するとしている。（記事文作成：運営記者）