前回に引き続き、「いのちの講座」からの引用です。
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「小麦不耐性はグリホサートが原因の可能性?新しいカナダの研究」
「小麦不耐性」は小麦のグルテンが健康な人に影響を及ぼす原因では無いことが臨床試験で示されており、「他の何か」とはグリホサートではないかとの仮説を立てている。
北米では、収穫前の非GM小麦にグリホサートベースの除草剤が散布され、乾燥させることがよく行われる。
グリホサートは、(アミノ酸をつくる)シキミ酸経路を阻害することにより除草剤として機能する。
シキミ酸経路は植物と細菌にのみ存在するが、人間を含む哺乳類には見られない経路だ。このためグリホサートは哺乳類に対して無毒であると主張されてきた。
しかし、私たちの腸内には、食べ物の消化を助け、健康な免疫システムの一部として機能する善玉菌がたくさんいる。
したがってバーネット氏とギブソン氏はグリホサートは腸内細菌に影響を与え不健康な不均衡である「腸内細菌異常」を引き起こす可能性があると」述べている。
実際、彼らが主張するように、ラットを使った研究では、規制当局が摂取しても安全だと想定している比較的低レベルであっても、ラウンドアップとグリホサートに暴露すると腸内環境異常を引き起こすことが示されている。
次へ続く