【アジア枠】マーク・ミリガン強奪計画 | ヒュームのサッカー学習ノート

【アジア枠】マーク・ミリガン強奪計画

昨年の12月22日にジェフ千葉がオーストラリア代表DFマーク・ミリガンの獲得に動いているとの報道があった。

最初にそのニュースを知った時は、特にどうとも思わなかったのだが、サンフレッチェがオーストラリア人DFの補強に動いているとの報道があったとのことだったので、ついでにミリガンについても調べてみた。





まず思ったのが、この選手は千葉にはもったいないということだ。

攻撃力はストヤノフ並で最終ラインからビシバシとロングパスを通すし、視野も広く組み立てセンスもある。

守備は多少ラフだったが自慢の快足を飛ばしてFWを抑え込んでいた。

本職は右SBだが、最近はCBやボランチで起用されているユーティリティー・プレーヤーで、GK以外は全ポジションこなすとの評判通り、プレーを見た感じではシャドーでもやれそうだ。

ただリベロは、ちょっと無理そうだ。

3バックの中央で出場した試合を見たが、カバーリング・センスに欠けるようで、うまく機能していなかった。

サンフレッチェでなら右のストッパーか、攻撃的ボランチのポジションが向いているように見えた。


報道から2週間以上がたっても進展の続報がないのだが、ひょっとすると我らが優秀なサンフレッチェ・フロント陣が横やりを入れているのかもしれない。

もしそうなら大変に素晴らしい話だ。

サンフレッチェとしては待望の4拍子揃ったストッパーを確保でき、ミリガン本人はJ1やACLなどよりレベルの高い舞台で戦え、オーストラリア代表としては北京五輪代表の主将で期待のホープに才能の浪費をさせずに済む。

泣くのは千葉だけという我ながら秀逸なアイデアである。


ほかにも何人かのオーストラリア人DFの動画をチェックしてみたが、ペトロヴィッチ監督の要求にこたえられそうな選手は、このミリガンしかいなかった。

そう考えると本当にミリガン獲得があるかもしれない。

実際のところどうなのかは知らないが、織田強化部長にはミリガンではなくとも、ミリガン級の人材の確保を期待したいものである。


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