今年の日本ドラマ8作品目は『GTO』です。

GTOとは「グレート・ティーチャー・オニヅカ」のことですね。

このドラマは藤沢とおるの漫画を原作とし、1998年にフジテレビで放送されました。

このドラマが26年ぶりに「GTOリバイバル」として製作され、今年の4月1日に地上波で放送されました。

それが現在Netflixで見ることができるのですが、私はそもそも本家の「GTO」を全く見たことがなく、リバイバルを見るのなら一度きちんとドラマを見てみようと思いました。

このドラマは、1998年7月7日から9月22日までフジテレビ系「火曜22時枠」で放送されました。

全12話で、関東地区の視聴率は最終回で35.7%を記録したそうです。

主人公の鬼塚英吉を演じた反町隆史は当時24歳、冬月あずさ先生を演じた松嶋菜々子も同じ24歳でした。

このドラマでの共演をきっかけにして、翌年の1999年11月に交際を始め、2001年2月には結婚しています。

反町隆史が歌った主題歌「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」は50万枚の大ヒットとなりました。

またあの小栗旬の連続ドラマ初出演作でもあり、窪塚洋介や池内博之、藤木直人なども出演しています。

いやあ第1話からメチャクチャですね。

生徒の両親の間に壁があるからといって、家の壁を破壊してしまうのはどうなんでしょう？

まあその意外性のある行動が人気を博した理由なのでしょうが、ちょっと韓国ドラマみたいだなと思ってしまいました。

そしてこのドラマの一番の人気要素は、松嶋菜々子の存在ではないでしょうか。

とにかくスタイル抜群で可愛いです。反町隆史でなくとも共演したら、世の男性はとりこになるでしょう。

その冬月先生が職員室で当たり前のように全員にお茶を入れて出していたり、さすが1998年だと思いました。

松嶋菜々子が途中でセリフを噛んだり、先に台詞を言ってしまったのが確実にわかるシーンがあるのですが、そのまま放送しているんですね。

この頃にはすでにドラマNG集ってあったと思うし、これが何でNGになってないのか見てて不思議でした。

金八先生よろしく、最初は悪だった生徒が先生に感化されてすごく変わってしまうのがドラマの持ち味ですが、このドラマはそこが少し極端かなとは思いました。

でも鬼塚先生と冬月先生の掛け合いも毎回楽しくて、今は亡き中尾彬さんの教頭先生にも笑わせてもらいました。

この機会に伝説のドラマを見れて良かったと思います。

評価は３．５です。

明日は「GTOリバイバル」の感想をアップします。

ドラマ『GTO』を見終えた感想。