Netflixオリジナル番組『フィジカル100』を見終えたのでその感想をアップします。
こちらは今年の1月24日から2月21日まで全9話で放送されました。
フィジカル100の意味は、肉体的・身体的に優れた選ばれし100人のことで、その中で最強の1名を決めるという番組です。
日本でいえば「筋肉番付」や「体育会TV」のようなものですね。
根本的に違うのは100人の中には女性も含まれているので、団体戦や運に左右されるゲームもあったりするところです。
さすがにNetflixの番組です。お金のかけ方が半端ではありません。巨大ないくつものセットに100人それぞれを型どった銅像、そして最後の1名に与えられる賞金は何と3億ウォン(3千万円くらい)です。
出演者はそれぞれの分野で活躍する、身体能力の高い100名で、その中には女性も20名以上入っています。
プロのスポーツ選手やオリンピックメダリスト、格闘家、ボディビルダー、レスラー、特殊部隊勤務の人など様々です。
私がこの100名の中で知っているのはチュ・ソンフンだけ。日本で活躍した柔道家の秋山成勲さんのことですね。
それから「脱出おひとり島」シーズン1の方に出ていた、ダンサー兼モデルのチャ・ヒョンスンも出演していました。
クエストと呼ばれるコーナーは全部で5つ、1対1のバトルや砂運び、巨大な船を動かしてタイムを競うなどがあります。
クエスト4は、残った20名でそれぞれの得意分野で5種目のゲームに挑み、最終的に5人が決勝に進みます。
クエスト5は4つのゲームを行い、1人ずつ脱落者を決めていくというサバイバルゲーム。
まさに、筋肉版「イカゲーム」ですね。
さすがはNetflixです。最後まで見ると本当に各コーナーが練りに練られているのがわかります。
最後まで飽きさせないで盛り上げてくれます。
途中で団体戦として5人ずつのチームを組むので、その団結力や絆も良かったですね。
自分の肉体の限界に挑戦している姿は、やはり感動するものがあります。
ただ少しいらなかったかなと思うのは、しつこいくらいの選手へのインタビューですね。
「脱出おひとり島」でもいらないと思ってましたが、Netflixは当事者の心理状態を語らせるのが好きですよね。
事あるごとに出てくるので、もう少し減らせばもっと評価は上がりました。
面白かったので、シーズン2もぜひ作って欲しいです。