赤地に白の三日月と星 | おぎくぼんばいえ

赤地に白の三日月と星

赤地に白の三日月と星

ワールドカップ予選プレーオフ
2005年11月16日20:15キックオフ/イスタンブール/40,000人
トルコ4-2スイス

W杯(2006年ドイツ大会)予選のため、 ホームで2-0先勝したスイスが適地、トルコに降り立った。

イスタンブールの空港で、スイス代表を出迎えたのは、巨大なトルコ国旗

地獄へようこそ。5-0

フランス語で過激に記されたメッセージボード

プレーオフ第1戦 スイスのホームで行われたその試合前、

トルコ国歌斉唱でスイスのサポーター席からブーイングが起きた。

敵将・テリム監督(スイス)も「冒とく行為」と激高

その「冒とく行為」のアンサーが「地獄へようこそ。5-0」

トルコ人のプライドが、ゆるさなっかったのだろう。

渋滞地獄の末 宿舎に着くと、そこには大量の“生卵爆弾”まで待っていたと言う。

そして運命の2戦目、トルコ4-2スイス

1戦合わせて1勝1敗ながら、アウエーゴール差でスイスが勝利しW杯出場権を勝ち取った。

しかし、それで終わりではない。

投げ込まれるペットボトル、耳がおかしくなるほどのブーイングと指笛

そんな中、事件は起きた。

試合後、ロッカーへと続く通路、スイスの先制点を自らのハンドによるPKで献上したトルコの主将DFアルパイと、貴重なアウエー2点目を決めたスイスのFWシュトレラーが口論を開始した。

一触即発のきな臭いムード。

そんな中、スイスのMFフゲルの足が、トルコのオズディレク・コーチの足に当たった。

「何蹴ってんだ!」

「ぶつかっただけだろ!」

怒号の中、アルパイがフゲルの股間を蹴れば、フゲルも苦悶の表情でアルパイの首をしめる。

さらにスイスのDFグリヒティングが何者かに頭を殴られ昏倒…。

内出血を起こして病院送りになった。

トルコのテリム監督は「絶対に勝たなければいけない試合だった。」と、うつむいた。

ドイツには300万人以上のトルコ系移民が住んでおり、 同監督は「われわれにはドイツW杯は自国開催と同じだった。」と悔やむ。

だからこそ無念さも大きく、試合後の乱闘劇につながってしまった。

そんな国に行っトルコ!