いつも拝見している、小林麻央さんのブログです。

 

最近食欲がなく、点滴なのか、経管栄養なのか、口からではなく別の方法で栄養補給をしていると思われていました。

 

そして、先日のブログに

「看護師さんに相談し、常食から三分粥食に変更してもらった」

という事が書かれていました。

 

本来であれば、それは管理栄養士の仕事です。

というか、管理栄養士がやるべき事です。

看護師さんに相談してできてしまうことなら

臨床の現場において管理栄養士は必要ありません。

相変わらず厨房業務、給食業務をしている職種どまりです。

 

内部事情もあるかもしれませんが、

それでもそれだけ大きな病院なら、

管理栄養士はいるはずですし、

例えば「依頼がなかった」とか

有名人なので

「特定の人しか関わらせてもらえない」

など、色々事情はあるかもしれません。

 

それでもこのブログの文章の中に

「管理栄養士、栄養士」というワードが入っていないことは

非常に残念ですし、

まだまだ認知されていないんだな。という現状がわかります。

 

特に大きい病院では、管理栄養士が表に立って意見をいうことを

必要としていない所があるかもしれません。

色々な専門職が集まり、それぞれ主張することがあるので

その中で元々意見を言うことに慣れていない管理栄養士は

一歩下がったところで、

関わっている人もいるかもしれません。

 

でもそれではいつまでたっても

管理栄養士の仕事は認知されません。

本来、病気を治すには一番考えなければいけない部分

「栄養」や「食事」のことを

一番に考えられるのは管理栄養士だけなのですから。

 

私は臨床の場で、そこをブレないようにやってきたつもりです。

 

給食は委託が入っているところがほとんどです。

そこに栄養士、管理栄養士さんがいるのなら任せましょう!

こちらがお願いすることすべてできなくてもいいんです。

その委託ができることをやってもらえばいいのです。

 

その分、管理栄養士は給食業務に全て関わらずに

(もちろん委託の管理も病院管理栄養士の仕事の一つですので、そこはうまくやりましょう!)

どんどん患者さんのところへ行き

栄養管理をして欲しいと思います。

それができるのは病院の管理栄養士だけです。

委託の栄養士、管理栄養士はできないのですから…

 

頑張れ管理栄養士です!!