(はじめてこのブログをご覧になる方は、第1話 よりお読みください。)
第128話 大きな盾
「武くんのことを理解するために、
まずは涼子さんの絵を見ながら説明しましょう。」
武くんのことがわかるならと涼子は聞く耳を
持つことにした。
「はい。」
「まず涼子さんのロボットを見てみて
ください。右手にマシンガンを、左手に
大きな盾を持っています。」
「確かに。これっていったいなんですか?」
「一つ一つ説明していきますのであわて
ないで聞いてください。」
「わかりました・・・」
「まず左手の盾を見てみてください。
盾って何をするためのものですか?」
「もちろん相手の攻撃から身を守るための
ものです。」
「そう。人間は、外からの攻撃から身を
守るために、自分の中に“盾”を持って
いるんです。」
「自分の中に盾を・・・ですか?」
涼子はまったく意味がわからなかった。
「そうです。人は盾を使って、外からの
攻撃をかわしたり受け止めたりするんです。」
「さて、涼子さんの盾は・・・何でしょうか?」
浅井は、涼子の頭の回転をトップスピードに
するために、あえて答えが絞りこめないような
質問をした。
続く・・・・・・