(はじめてこのブログをご覧になる方は、第1話 よりお読みください。)
「構えるイメージ?」
「そう。どういうことかと言うと、頭の中で、
ロボットに乗り込んだあなたが、盾で『私は
攻撃を受けつけない』と、攻撃を防いでいる
姿のイメージをするわけです。」
「はあ・・・」
「例えば、何か悪口言われたとすると、盾で
防ぐのを頭の中でイメージして、『あなたの
言うことは入ってこさせない』と拒絶する。
すると、不思議なことにダメージが軽減されるのです。」
「ほんとですか?そんなことで?」
「疑ってますね(笑)。信じられないでしょう
けど、とにかくやってみてください。
何か言われたら、盾を突き出して入って
くるな、というイメージですよ。」
「・・・はい。」
「頭の中でイメージするだけです。今回は
それが宿題です。できそうですか?」
「宿題するのが約束ですので・・・。」
「はい!それでは、今日はここまでにしましょう。」
「はい。ありがとうございました。」
いいタイミングで次の来客を迎えたことを
告げるノックの音が聞こえた。
いつものように丁寧にお辞儀をして彼女は帰って
いった。
「やっぱりなにかあったんだろうな。」そう思う。
でも必ず、彼女は今日の宿題をやるだろうと確信をした。
【報告書】
氏名:水島 志保子
内容: 自分の盾(考え方・知識・経験)の
大きさを知り、盾を構えるイメージを使って
自分の心を防御する方法を解説。考え方・
知識・経験いずれも小さい盾とのこと。
・・・・・・
宿題:傷つくようなことを言われたときに、
盾で防ぐイメージ法を実践すること。