(はじめてこのブログをご覧になる方は、第1話 よりお読みください。)
第69話 ロボットの教え
「確かに性格もあるかもしれませんね。でも、性格だからしょうがないってあきらめることはないですよ。実は、ストレスを軽減する方法があるんです。」
「気分転換とか癒しとかですか?」
「違いますよ(笑)。もっと、直接的にストレスを減らす方法です。」
「??」
「ロボットを使うんです。」
「!?ロボット・・・ですか?」
「ええ(笑)。驚きました?でもちゃんと聞いてさえ頂ければ理由は分かるはずです。だからバカにしないで聞いて下さいね!」
「も、もちろん!!です。」
「よかった(笑)。これから徐々に、なぜ、あなたがすぐに傷つくのか、なぜ、コミュニケーションがうまくいかないのか、なぜ、仕事が楽しくできないのか、全部ロボットが教えてくれますよ。」
面食らっている彼女に、僕は少しいたずらっぽい笑顔で応えた。
今回はなぞを残したままでカウンセリングは終了。
来週も同じ時間に来ると約束をして、笑顔で彼女は帰っていった。
来週も同じ時間に来ると約束をして、笑顔で彼女は帰っていった。
でも、きっと、少し不信感を持ったな、あれは。
さて、報告書をまとめなければ。
【報告書】
氏名:水島 志保子
内容:仕事の楽しさ0点
・・・・・・
今後の目標:1.人間関係がうまくいく。2.ストレスが減る。3.仕事ができるようになる。
氏名:水島 志保子
内容:仕事の楽しさ0点
・・・・・・
今後の目標:1.人間関係がうまくいく。2.ストレスが減る。3.仕事ができるようになる。