(このブログでは、仕事や人間関係に役立つ情報を
小説形式でお届けしております。
はじめてこのブログをご覧になる方は、第1話 よりお読みください。)
第34話 客観視トレーニング
浅井:「実は、主観客観のメーターを思い浮かべる
だけでも客観視していることになるんですよ。
なぜなら、自分の状態が主観寄りか客観寄りかを
メーターに置き換える作業は、それだけで“客観”だから
です。」
浅井:「それでは、実際に“客観視を”練習して
みましょう。まず、前のモニターの画面を見てください。」
モニターには、先ほどの受講生から見た目線、
すなわち“主観”の映像が映っていた。
浅井:「今からこの映像を切りますので、
画面が見えなくなったら、みなさんご自身の目で、
同じ映像を見てみてください。
あ、難しく考えなくていいですよ。みなさんが見える
ままに見てくださいということですから。」
受講生たちは、言われたとおり見えるままに前を
見ていた。そこで、浅井は、リモコンのボタンを押した。
“ピッ”という音とともに、モニター画面には、
再びセミナールームの後ろから見た映像、
すなわち“客観”の映像があらわれた。
浅井:「今から、今みなさんが見ている“客観”の
映像を切りますので、映像が見えなくなっても、
引き続き同じイメージで後ろからの映像を見ようと
してください。」
そう言うと同時に、ピッと浅井はモニター画面の映像を切った。
一部戸惑っている受講生がいるのを見て、浅井は
説明を付け加えた。
浅井:「どうしたらいいかわからない方は、実際には
後ろからなんて見えないですから、先ほどの客観の
映像を参考に“想像”してみてください。
どうしてもできない方は、何となく“感じる”だけでも
結構ですよ。」
続く・・・・・・