じゃあ早速焼き鳥の話

私、つばさんです。
この話はこの前ヒューマンでしたからあれなんですがね･･･。

焼き鳥屋さん、最近増えましたよね。
たまに先輩方に連れてってもらうんです。
あれ、おいしいですよね。
祭りとかで食べるよりも断然おいしいと思います、私は。
ところで、焼き鳥屋さんの（たぶん）ほとんどが炭火焼でしょ？
炭火焼きだからおいしいんだよと思う人も少なくないはず。
では何故炭火焼にするとおいしいのか。。。
まず、祭りとかでよく見る焼き鳥は大体プロパンガスで焼かれてますよね？
プロパンガスというのは分子式で表すとＣ3Ｈ8です。
そのガスと酸素Ｏ2が混ざり合って　燃焼→熱が発生→肉が焼ける　わけです。
しかし、発生するのは熱だけではありません。
プロパンと酸素が熱反応して（燃やして）発生するのはご存知二酸化炭素ＣＯ2。
それに加えてＨ2Ｏも発生します。この時、もちろん高温になってるのでＨ2Ｏは水蒸気として発生するわけです。
この水蒸気が焼いている肉に付着して、焼いた後もやや水っぽくなってしまうわけですね。



次に炭で焼いたらどうなるのか。
炭とは炭素Ｃのみで構成されています。
するとこれを燃やしても水素原子Ｈを持っていないものだからＨ2Ｏが発生することはありません。
ということは水蒸気ももちろん発生しないので、それが肉に付着することもないのです。
だから焼きあがりもよく、おいしいわけです。



しかし、やはり理想は質の良い炭に限るのです。
炭に水分が入っていようものなら水蒸気が発生して、元も子もないっす。
おいしい焼き鳥が食べたいものですね。