11月26日、熊谷シネティアラ21にて行われた
『家族の日』舞台挨拶付き上映会へ。
映画本編については、
前回書きましたので割愛致します。
ターザンってトトロみたいな存在だなぁと
リピートして管理人が思ったのは
その程度の貧困な発想くらいでした…(^^;)
最初に登壇された大森監督。
気を使ってくださり、紹介を急ぎます、と。
一徳さんが登壇されると
\サリー!/\サリー!/との声援が。
一徳さん「サリーじゃなくてターザンです(笑)」
ご厚意により撮影可でした!
監督、一徳さん、有難う御座います。
横顔も素敵☆
新宿の舞台挨拶と
ジャケットとジーンズ、靴が同じかしら?
お気に入りなのかもしれませんね!
大森監督「(制作には)2年半くらいかかったんですよ。映画を作ろうと思った時に、一徳ちゃんに最初に相談してたんですよ。映画をどうやって作ったらいいかとか。(一徳さんは)映画はベテランですから。私は初めてで。それが実りました」
一徳さん「(大森監督は)NHK時代は名ディレクターで何回も仕事していて、今度映画を作りたいと。映画を作るにはどうしていくかっていう話から始めたんです。最初にお金を集めてって話から。よくここまでできたなと」
大森監督「一徳ちゃんの言葉で一番沁みたのはね、“映画はこれだけあったらできるっていう予算額まで集めたらできると思ったらできませんよ”と。集まった中でその範囲内でやるんだと」
一徳さん「1億集めないとできないと思ったら9000万でももうできませんよ」
大森監督「お陰様でそんなにかかってませんけど」
大森監督「一徳ちゃんとはいつ知り合ったかなって考えたらわからない!30年?40年?」
一徳さん「40年も前ですか」
大森監督「一番ハッキリしてるのは『壬生の恋歌』!」
一徳さん「新撰組の話」
大森監督「あれはすごい人たちのデビュー作でした。渡辺謙、遠藤憲一」
一徳さん「遠藤憲一って『Doctor-X』にも出てますが、その時は皆新人の頃でしたよ。僕も新人でした」
大森監督「そんなことないでしょ」
一徳さん「やり始めたくらいですね。35年前なら新人でした」
一徳さん「この映画のいいところは、観てる側の人に優しい気持ちが生まれてくるってやつですね。優しい気持ちは元々皆持ってるんですけど、それが表に出てきた自分が嬉しくなったというね。今まで気づかなかったって言ったら怒られるんだけど(笑)結構いい作品だなと」
作詞に見られる表現力の高さを感じられる、
一徳さんの素敵なコメントです。
大森監督「全国制覇を目指しています」
一徳さん「よろしくお願いします」
文字では伝わらないのが残念ですが、
この時の一徳さんが優しく
「よろしくお願いしまっす」って感じで
どことなく可愛くてキュンとしました(//∇//)
大森監督「ターザンさん(笑)」
一徳さん「ターザンねぇ、良かったです。最初ターザンの話を貰った時は結構色々やるのかなと思ってたんですよ、ぶら下がったりとか。それはちょっと僕できないなと(笑)ちょっとくらいやらされるかなと思いました」
一徳さん「撮影はほとんど山の中ばっかりで。僕も木に触ったり虫に刺されたり色々ありましたけど面白い撮影でした」
大森監督「山の中でも暑かったですよね」
一徳さん「久しぶりにロングヘアーになりましたけどね。懐かしい」
大森監督「タイガース時代の」
一徳さん「タイガース時代の」
大森監督「サリーの頃の(笑)」
高梁市は盆地で暑いという話から
一徳さん「ここ(熊谷は)日本で一番暑いんでしょ?」
大森監督「高梁と似てますね!18日間ロケしたんですけど撮影中くらっとすることがありませんでした?」
一徳さん「それは無かったです。私、結構丈夫なんで」
頼もしい\(*^^*)/
一徳さん「でもやっぱ暑かったですね」
大森監督「髪があれだったから余計暑かったでしょ」
一徳さん「あれはね、中汗がすごいですよ」
一徳さん「あの男の子、真琴?観てるとすごくいいんですけど実際は大変でしたね(笑)」
大森監督「じっとしてない、自由奔放」
真琴役の茂山慶和さんは
狂言の茂山一門で
お祖父様が人間国宝という話。
狂言の方なので、
全員の台詞を覚えていて、
間違えるとニタッとするようです(笑)
京都で舞台挨拶をされた慶和さんと大森監督。
その時の様子は
“大森監督「どやった?」
慶和さん「…感激」
大森監督「自分の芝居は?」
慶和さん「…ちょっと上手」”
という感じだったそうです。
一徳さん「よくわかってる…」
大森監督「どうでしたか?真琴くんとターザンの物語でもありますから」
一徳さん「真琴くんはやりやすかったですね。あの子はそんなにワガママやウロウロはしなかったんで。二人のとこは」
大森監督「怖かったんじゃないですか」
一徳さん「怖かったのかなぁ…知らん顔してたから怖かったのかなぁ…(´・ω・`)」
慶和さんのお父様は怖いそうです(笑)
お父様の言うことだけは聞くと。
大森監督「一徳ちゃんに何か質問あります?サリーって言ってた方、普段からよく知ってるのかな」
一徳さん「よく知ってるって……知ってるけども、毎日会うてご飯食べてるわけじゃないし(笑)」
“おうて”……!
さらっとはんなりー!!
一徳さんから京都弁ちょっと出たー!!
何ですかこの破壊力は…!?
大森監督「ご質問があれば」
一徳さん「他のメンバーのことでもいいんですよぉ~ん?」
ちょっと小悪魔な一徳さんに瀕死気味。
他のメンバーってタイガースのこと!?
焼肉会のこと訊いていいのかしら!?
ファンクラブ作られないんですか!?
鰻お好きですか!?
訊きたいことはいっぱい。
あわわわわ、
とか迷ってチャンス逃しました_:(´ཀ`」 ∠):
一徳さん「映画は不思議ですよね。最初話があってちょっとずつ進んで撮影があって出来上がって、家族(伊原さんたち)誰も来てないのに僕が来て挨拶して(笑)またここで繋がりができて。不思議だなぁっていつも思います」
大森監督「映画はいいですね。テレビやってましたけどテレビはブラウン管挟むので。映画の魅力にハマりますね!」
一徳さん「映画またやるんでしょ?」
大森監督「これが上手くいったらね、お金の問題です。同じパターンでやるわけにいかないでしょ」
一徳さん「ひょっとしたらできるかもしれない(笑)」
大森監督「一徳ちゃんにはまた出てもらって」
一徳さん「いい作品を作ってもらいたいですね」
一徳さん「あったかい映画ですね。出てるのに言うのもおかしいですけど」
大森監督「悪人を出したくないんです。一人の中に良い人と悪い人は居るって考えです。典型的な悪人とドンパチやらないのと、嫁姑とかの対立を煽るのもやらない」
一徳さん「これしかなかったということですね」
大森監督「自分が出せたんじゃないかと思いますね」
一徳さん「今日はここ(シネティアラ21)に入ってきて立派な大きい映画がやってる中、これを選んでくれて有難う御座います。本当にあったかい映画だと改めて思いました。今日は有難う御座いました」
大森監督「PRよろしくお願いします!」
これで舞台挨拶は終了です♪
大森監督、そして出演した一徳さんが
この『家族の日』という映画に対して
強い愛着を持っているとわかって
皆様で育んできた作品であることを感じました。
そこに少しだけ参加させてもらえて、
有難い気持ちです。
それにしても質問タイム、
本当に惜しいことをしました…
またこういった機会に恵まれることを祈って。