10月30日、テアトル新宿にて行われた
『ワンモアタイム』舞台挨拶付き上映会へ。


映画本編の感想ですが、
ライブパートの臨場感が凄かったです。
ベースの振動が座席に伝わってきました。
実際に生演奏を聞いているみたい!

舞台挨拶は
ミッキー吉野さん、
マモル・マヌーさん、
ルイズルイス加部さん、
エディ藩さん
全員ご登壇なさいました^^

舞台挨拶用の椅子が四脚置かれて
司会の方がご紹介されると
ミッキーさん→マモルさんと現れた後、
少し遅れて加部さんが。
エディさんは更に2、3分遅れていらっしゃいました(笑)

席順は左から
司会の方
エディ藩さん
ルイズルイス加部さん
マモル・マヌーさん
ミッキー吉野さん
の順番でした。

映画本編の感想を訊かれ、
ミッキーさん「何かもう本当にいい、いい映画を作っていただきました。これだけのいいライブの映画ってなかなか無いんじゃないかなって。本当にいいものを作っていただいて感謝です。有難う御座いました」
マモルさん「……?」
マイクの状態が悪く音が響かない。
ミッキーさんがご自分のマイクを
マモルさんに貸してあげる。
マモルさん「最初観た時はなかなかの出来栄えだなと。再度観ますとやはりミッキーの言うように、なかなか無いライブ映画だと思っております」

司会の方「皆様この方の肉声を聞くのを楽しみになさっていたと思います(笑)ルイズルイス加部さんです」
加部さん「どーも今日は有難う御座います。12年ぶりくらいなんですけどここに来るのは。12年つーのはこの歳になると早いもので、12日くらいしか経ってないような気がします。(12年経って)皆さんもお年を召されまして(笑)ま、楽しく生きていきましょう。この映画も面白かった。久しぶりに観たんだけど、ちょっと感動しました。今日は有難うね。それでは皆さんエディさんです。よろしくお願いします(笑)」
エディさん「十年一昔とは申しますけど、さっき後ろで(映画を)観たんですけど、まだ若かったですよね。50代って言っても。今のカップスとは違ってね、もう少しパワーがね。あのパワーが欲しいな」
司会の方「今でもパワーはありますよ」

エディさん「お陰様で50年をゴールデン・カップスも迎えられてね。デビュー間もない頃、よく新宿ACBってところで…さっき通ってきてもうすっかり変わってしまったんですが新宿ACBって青梅街道に沿ってて隣レストランがあって…ちょっと走馬灯のように当時のことを思い出してね」
エディさん「新宿ACBに出演していた頃はグループサウンズが爆発する前の時代でしたね。新宿のACBと池袋のドラムで1日3回くらいやってもうくたくたになって。で新宿ACBっていうのは芸人さんとかお笑いの人も出てて。それで僕のステージにお客さんで渥美清さんが見えて」
お話ししていいのか微妙なので割愛しますが、
要は寅さんの「それはないじゃない」は
ケネスさんの「You、それはないじゃない」が
元ネタだったみたいです!
あとは映画公開時には
エディさん、井上堯之さん、
べろべろのデイヴさんでライブをしたお話も。

デイヴさん亡き後のカップスについて訊かれ、
ミッキーさん「何て言ったらいいのかな。…一番大変なのは隣に居るマモルさんですよね(笑)」
司会の方「そうですね。いっぱい歌わされて。話しもしなくちゃならないし」
ミッキーさん「音楽的には、折角リハーサルをするんですけど、本番ではその曲やらなかったりとか(笑)相変わらずですね。とにかく楽しいです。カップスの場合は本番になってみないとわからない。ライブ見に来てもらうと、とんでもないことが起きたり面白いかなって」
司会の方「デイヴさんが居ても居なくても変わらない?」
ミッキーさん「そうですね。トキさんが居た頃は何となく最後にビシッと締めてたんですけど今締める人が居ない(笑)それはそれでいいんじゃないですかね」
司会の方「デイヴさんの分マモルさんに負担が来ているわけなんですが」
マモルさん「そうなんですよ、大変なんですよ。でももう慣れてきました。おしゃべり、MCをコーちゃんとの掛け合いで、漫才みたいな」
そんな楽しいライブは
今年最後には12月23日に開催するそうです♪
場所はクラブリザード横浜です。

司会の方「カップスはニューアルバム出すって計画は無いんですか?」
エディさん「ずっと考えてはいるんですよ…」
来年には
ニューアルバム実現かもしれないということです!

メンバーの皆様の直近のライブ日程を確認される司会の方「加部さんはグループ・アンド・アイというバンドでライブをされるんですよね」
加部さん「……?」
司会の方「加部さん?」
加部さん「?」
司会の方「寝てました今?(笑)」

皆さんにメッセージをと言われ、
エディさん「メッセージばっかり言ってますんで…(笑)感無量っていうかね…。こんなにたくさん来てもらえるとは思ってなかったんですよ。こんなにカップスっていうのは皆に愛されてるんだなと。皆様の方が年は下かと思いますがゴールデン・カップスを末長くよろしくお願い致します」
司会の方「加部さん大丈夫ですか?加部さんもう終わりますんで、最後に皆さんに一言!」
加部さん「こんばんは。今日はどうも有難う御座いました。今日アルタミラの方に御礼申し上げます。それで、アルタミラのボスが還暦を迎えました。皆で万歳(笑)それでは、さらばじゃ^^」
マモルさん「今言われたように、プロデューサーの桝井さんが還暦。昔、この映画を撮る時の状況を思い出してます。ゴールデン・カップス映画にできるのかなと思ったんですけど…どういうわけか桝井さんがゴールデン・カップスのマニアで…毎日聞いてると…本当に嬉しく思ってます。ゴールデン・カップスが今居るのは桝井さんのおかげです。これからもゴールデン・カップスは5年、10年、3年…」
司会の方「減ってますよ!(笑)」
マモルさん「できる限り続けますので、ご声援よろしくお願いします」
ミッキーさん「皆の話聞いてて色々思い出して。僕がゴールデン・カップスに入った時はちょうど昭和43年の6月14日に新宿ACBのステージだったんですね。そういうことを急に思い出して。感無量ですね。一番に思ったのは、今日は椅子がしっかりしてて良かったなと(笑)マーちゃんと一緒に舞台挨拶きた時は座ったと同時に椅子が破裂したよね(笑)マモルさんも、マーちゃんも言ってましたが桝井さん、今日来てますので是非上がってもらいましょう」
桝井さん「映画を作る時はカップスは活動していなかったので、皆さんにお会いして「映画を作るから再結成してよ」とお願いして実現したんですけど。まあ映画を口実にすれば再結成ができるかなって思いました…でも再結成できなくても本人たちに会えるからいいかなと(笑)最初にエディさんの面接を受けましてね「ところでお前ギャラはいくら払うんだ」ってね(笑)怪しまれてたんだろうなって。でもまあ信用してもらってね。ミッキーさんにも音のチェックをしてもらってね、10何年経っても恥ずかしくない作品になりました。こういう作品を若い人にも観てもらって、ゴールデン・カップスの価値を、日本のロック・シーンに築いた歴史を知ってもらいたいなと」
メンバーから
桝井さんにお花とプレゼント!
カップスを代表して
ミッキーさんとマモルさんがお渡し♪
ミッキーさん「桝井さんのこのゴールデン・カップス愛があってこそできた映画です。本当に感謝してます。有難う御座います。」

大きな拍手で全員が退場。

素敵なイベントでした!
カップスのメンバー、
スタッフの皆様、
全員がザ・ゴールデン・カップスを
とても大切に愛していることが伝わってきて
何だかとっても嬉しい気持ちになりました♡

再結成してほしくて行動に踏み切った
桝井プロデューサーには頭が下がります。
良い言い方ではないかもしれませんが、
まさにマニアの鑑と言いますか。
待っているだけでは駄目なんだ!
再結成が見たければ、
最低限行動に移さなければいけないんだ!
そう心に刻まれました。

加橋かつみさんが、
マー坊(加部さん)と仲がいいんだ~と
よく仰っている理由が今回わかった気がします。
加部さんとかつみさん、
マイペースでどこかチャーミングなところが
似ているように思えました。
そういうところで波長が合うのかな?
小さな発見でした^^

☆お知らせ☆
12月1日にBS-TBSにて
ゴールデン・カップスの特番が
放送されるそうです!
要チェックですね。
ただいま制作中みたいです。
4日には『ワンモアタイム』も放送されるとか。
年末に向けてまだまだ盛り上がりそうですね!