平均4~5キロ太り、
禁煙者の8割で体重が増えている。
フランス・パリ第11大学の
Henri-Jean Aubin氏らは、
禁煙による体重変化に関する
62研究を対象に禁煙開始12カ月後で、
平均4~5キロの体重増加が認められたと、
7月10日付の英医学誌
「BMJ」(2012; 345: e4439)に報告した。
禁煙による体重の増加は禁煙者の8割に上ったという。
これらの事実情報が喫煙を考えている人の
モチベーションを下げ禁煙への移行の
妨げとならないように考えます。
禁煙治療に関する研究の中で、
参加者の禁煙開始12カ月後までの体重変化の
62試験を対象にメタ解析を行った。
62試験のうち59試験は北米、欧州、オーストラリア、
残る3試験は東アジア諸国の人々を対象に行われた、
62試験中7試験は女性のみが対象だった。

ニコチン置換療法の介入群では、・ニコレット、ニコチネルほか(商品名)
・bupropion(日本未承認)、
・バレニクリン(商品名チャンピックス)の
治療ごとに検討しその結果としては、
・ 1カ月後で 0.96キロ、
・ 2カ月後で 2.00キロ、
・ 3カ月後で 2.29キロ、
・ 6カ月後で 3.65キロ、
・12カ月後で 4.86キロ、
・1年で約5キロの体重増加が確認された。
・同様にbupropionとバレニクリンでも
1年で約4キロの増加が認められたという。
治療を行わなかった対照群グループでは、・ 1カ月後で 1.12キロ、
・ 2カ月後で 2.26キロ、
・ 3カ月後で 2.85キロ、
・ 6カ月後で 4.23キロ、
・12カ月後で 4.67キロの増加が示された。
禁煙開始12カ月後の体重変化の内訳は、・ 5キロ未満の増加は35~38%、
・ 5~10キロ未満の増加は29~34%、
・10キロ以上の増加は13~14%だった。
今回の結果についてAubin氏らは、「禁煙開始12カ月後で、4~5キロの体重増加が確認された。
この数値は禁煙を推奨する
冊子に記載される数値より2.9キロほど多い」と指摘し、
また、体重変化の増減にも個人差が大きかったことに触れ、
「特に大幅な体重増加を示す患者では、
糖尿病リスクも上昇する。今回の解析結果を参照し、
禁煙治療を行う医師は患者の過剰な体重増加に注意し、
こうしたリスクを回避できるだろう」と結んでいる。
健康の面からも、美容の面からも、
いち早い禁煙とそれをスムーズに成功させるためにも
専門の指導の下でニコチン置換療法などにより
禁煙を成功させることにより、
健康増進と美的向上を計るのではと考えられる。
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