Christmas Express (YouTube)


今では滅多にみかけないドラマティックでロマンティックなCMですね。

女優さんたちの表情が変わっていく様子や、

ホームや駅での他の乗客の描写が素敵です。

リアルタイムでは幼くて記憶にないのが残念。



「帰ってくるあなたが、最高のプレゼント」

来てくれなかったのかなとハラハラしたり


「ジングルベルを鳴らすのは、帰ってくるあなたです」

走って走って彼を見つけたら隠れて息を整えたり


「どうしてもあなたに会いたい、夜があります」

公衆電話ですれ違ってメモで満面の笑顔になったり


「あなたが会いたい人も、きっとあなたに会いたい」

次々と再会に喜ぶ人の姿を見て早く早く、と切なくなったり


「会えなかった時間を、今夜取り戻したいのです」

最高の笑顔で会おうと思っていたのに会った瞬間泣いてしまったり


携帯電話がない時代ならではの恋愛のドキドキ感が満載。

携帯がない時代の恋愛というと…私は小学生くらいまでかな?

まだ全然恋愛じゃないですけどね。

同じ学校なのに文通したり、

相手の家に電話するのにご両親が出ないかとハラハラしたり、

何時に電話するねって約束したら電話の前でずっと待機したり。


これが高校生~社会人以上の時代ならもっとロマンティックだったんでしょうね。

その時代の人にお話を聞くと、

やっぱり待ち合わせの盛り上がり感は相当なものです。

そんなドラマティックな恋愛を経験してみたかったなと少し憧れます。

遠距離恋愛もしたことがありますが、

携帯のお陰で待ち合わせもスムーズなものでしたし。


今はメール一通で待ち合わせも出来る時代。

便利ですけど、盛り上がりはゼロですね。

便利さに助けられる面は勿論あります。

事故や病気の緊急の連絡のときなんかは本当に便利です。

でも普段ではは誤解や諍いの元になることも。

「どうして連絡くれないの?」やら、

「携帯見たら…」なんて悩みなんかはそこらじゅうで見聞きしますね。

私はそういう悩みとは無縁なタイプなのでなんとも言えませんが、

この常に誰もがオンラインな状態はなんだか不自然で苦手です。

一人の時間を大事にしたい時はあっさり電源オフか携帯放置にしてしまいますが、

友達なんかは慣れっこなもので「後から連絡ちょうだい」で

済ませてくれるので、ありがたいものです。

流石に捜索願を出されないように、そんな時でも24時間に一回は見るようにしますけれど。


さ、、ロマンティックさを求めて昔の映画でも観ようかな。