「砂糖水を飲みたければ、砂糖が水に溶けるのを待たなくてはならない」
実証主義的形而上学、経験主義的形而上学で有名なフランスの哲学者、アンリ=ルイ・ベルクソンの言葉です。
当然といえば当然の事です。
砂糖水を作るには、砂糖に水を溶かさなければいけなくて、それを待たなければならない。
しかし、多くの方々が、この当然の事を現実に適応できないでいる気がします。
なぜなら、砂糖水を想像すると、もう既に砂糖水として想像上では完成しています。
カレーライスにしかり、ビルにしかり、想像上ではカタチとして出来上がっています。
しかし、現実に砂糖水を作るとなるとそうはいきません。
コップを用意して、水を注いで、砂糖を入れて、それをマドラーか何かで混ぜて…と、そのプロセスをたどらなければなりません。
東大に行くためには、勉強すれば良いのです。
そう、簡単な事。単純な事。
勉強すれば、東大に行けるのです。
お金を稼ぐには効果的にあれしてこれしてこうしてああしてと。
そう、その通りです。
でも、現実にそれを行おうとなると、そうはいきません。
現実にそれを実行しようとなると様々な出来事が付帯して来ます。
想像した時に、頭では完成しているように、
自己啓発にせよ、ノウハウモノにせよ、成功法則だろうがなんでもそうですが、
方法論を頭で理解したらもうそれができるような気になってしまのです。
しかし、頭で理解する事と、現実にそれを起こすことは、決してイコールではありません。
理解したことを、現実社会で、充分に時間をかけ、
何度も何度も繰り返し繰り返し行い、身につけなければなりません。
一回やったからといってそう易々とは上手くいきません。
しかし、そのスタミナがない方がほとんどです。
ですから、
一回限りの単発での講習や講義、セミナーだったらたくさんの人が集まる。
でも、定期的に毎月毎月、それも一年も二年もかけて長期的に取り組むような学習対して、それを続けてくれる方はとても少ない。
少ないのです。でも、少ないけれども、わたしは、そういう人たちを大切にしていきたい。
そういう方々と深く関わっていきたい。
砂糖水の作り方をあたかもまことしやかに詭弁をふるって語るだけの人より、
大変だったけど、実際に砂糖水を作って、それを飲んで、その喜びを分かち合う人たちと関わっていきたい。
そういう人たちこそが、本当の事を語れる方だと思うから。
やっぱり、インスタントは、どこまでいってもインスタントなのですよね。
100歩譲って、時に、食品はインスタントでも良いけど、人生はインスタントであってはいけない。
じっくりと学び、そして染み込ませるように身につけていく。
そんな想いで、脳大成理論を作っています。