2018年2月3日に開催された
長沼睦雄先生による「HSPスペシャルWEB講座」
2週間足らずの告知期間にも関わらず、
全国から100名を超える方々が受講申込をされました。
大反響・大盛況を頂き、大多数の方々から2回目を開催して欲しい!
という強いご要望を頂き、
第2回目のHSP・HSCウェブ講座を開催する事となりました!
※第1回目のWEB講座の模様がご覧頂けます。
長沼睦雄先生プロフィール
とかちむつみのクリニック 医長。
日本では数少ないHSPの臨床医。平成12年よりHSPに注目し研究。 北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を 専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北大大学院にて生化学の基礎研究を終了後、障害児医療分野に 転向。道立札幌療育センターにて14年間小児精神科医として勤務。平成20年より道立緑ヶ丘病院精神科に 勤務し、小児と成人の診療を行っている。現在、発達性トラウマ の診断治療に専念し、脳と心(魂)と体の統合的医療を目指し ている。著書に『活かそう!発達障害脳「いいところを伸ばす」 は治療です』(花風社)、『気にしすぎ人間へ』『敏感すぎる 自分を好きになれる本』(青春出版社)などがある。
長沼睦雄先生は、国内のHSPの権威で、とかちむつみのクリニックへの初診心療は、数ヶ月先まで予約が埋まっているほどです。
以下は、長沼先生が院長を務める
とかちむつみのクリニックのHPから抜粋した、
長沼先生からのメッセージです。
長沼先生はHSPに関する著書を多数執筆されています。
長沼先生の診療を受けるには、Web診察で数ヶ月待つか、または北海道十勝まで行くかという選択になってしまうのですが、
この度、非常に限定的な機会として、インターネット配信によるHSP講座を開催する事となりました。
これなら、ご自宅で気軽にHSPを知る事ができる!
そして、どうしたら良いのかの方法もお話し頂きます!
また、質疑応答の時間も設けますので、直接先生に質問に答えて頂けます!
主催:可能性アカデミー
〒162-0065 東京都新宿区住吉町3-11 新宿スパイアビルB1
TEL.03-6240-8685
FAX.050-3383-4907
ADHD(注意欠如多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)と言われたあなた。
また、お子さんをそうだと言われたあなた。
そして、そうじゃないかと心配しているあなた。
決めつけるには早いです!
それはHSPかも知れない…まず、HSPって何だろう…
■ハイリ−センシティブパーソン(HSP)■
※ウィキペディアより
『The Highly Sensitive Person(とても繊細な人)』(ザ・ハイリー・センシティブ・パーソン)
の頭文字を取っています。繊細な人、敏感な人、感受性が強い人達なんです。
提唱したアーロン博士自身もHSPの性質を持つ人のひとりで、
HSPの性質を持つ子供をHSC(The Highly Sensitive Child)、敏感で繊細な子供と呼びます。
もしあなたが幼い頃から、
「直接自分が怒られたり、問題を起こしたりしたわけでもないのに、どうしてこんなに恐怖を感じるんだろう?」
「どうして自分はいつもビクビクしているんだろう?」
「どうして周りのみんなと同じようにできないんだろう?」
などと、“周りの人との違和感”を抱えて悩んでいるなら、あなたが「人一倍敏感な人=HSP」だからかもしれません。
「感覚や人の気持ちにとても敏感で、ちょっとしたことにも気づく、気遣いに長けている」と同時に、「強い刺激に圧倒されたり、多くの人の中にいると、すぐに疲れてしまったりする」という特徴もあります。
アーロン氏によれば、人口の2割くらいに見られるといいます。
HSPは、子ども時代からそのような傾向が見られることから、アーロン氏はさらにHSC(Highly Sensitive Child)という概念も提唱しています。
また、知っておいていただきたいのは、HSPは発達障がいと誤解されやすいことです。
HSPは感覚が敏感なために(周囲の物音をうるさく感じる。味覚、嗅覚が鋭い。肌触りに敏感でチクチクしたものが苦手など)、発達障がいの「知覚過敏」と一見似ているようです。
実際、私自身も周りの人との違和感のため、「自分は発達障がいなのではないか」と思っていました。
しかしHSPと発達障がいは異なるといわれます。
最も大きな違いは、発達障がいの子どもは人の気持ちを酌むのが苦手なことが多いのに対して、HSPは、むしろ人の気持ちに気づきすぎるほど気づく点といわれます。
以下は、エレイン・N・アーロン博士の『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』
からの引用・抜粋です。
『たいていの人は、サイレンの音や、まばゆい照明、変な匂い、ごった返した人の波などを無視することができる。だが、HSPにはそれができないのだ。
~中略~
たいていの人は、部屋に入ると、家具やそこにいる人に目がいく。
せいぜいそれくらいしか気づかない。
ところが、HSPは一瞬にして、自分がそこにいたいかどうか、その場の雰囲気は自分に友好的か敵対的か、空気は新鮮かよどんでいるか、花を活けた人はどんな人柄かなどということまでを察してしまう。
もしあなたがHSPで自然にこういうことを察知していても、それが特別な能力だとは思っていないだろう。自分の中で起こっていることは他人と比較できないからだ。あなたが気づくのは、自分は他の人よりもいろんなことに耐えられない、ということだけ。
あなたは実は、高い創造性、洞察力、情熱や思いやりなど、社会が高く評価しているものを持つグループに属しているのだが、そんなことは思いもよらない。
これはひとつのパッケージなのだ。
私たちの特徴である敏感さは、用心深さ、内向性、ひとりでいる時間の必要性などと一緒にセットになっている。
世の中の大多数を占める「敏感でない人々」は、私たちを臆病で、恥ずかしがり屋で、意気地がなくて、非社交的だと見なす。
こういうレッテルを貼られたくないから、私たちは他の人と同じように振る舞おうとする。
しかし、そうすることで神経が高ぶり、苦しくなってしまい、今度は、まわりから神経症的だとか気が違っているなどと思われるようになり、最後は自分でもそうだと思い込んでしまうのだ。』
HSPとはどんな人なのか、
HSPの方がどうすれば、
楽に生きられるようになるのか、
その答えがあるのです。
内容盛りだくさんで何から始めれば良いのかといった所です。
ただ同じ様に苦しんでおられる方々の存在を知り共に学べる場がある事に感謝でした。
ありがとうございました。
今回は大変貴重な講座を企画して頂き、またお話頂いて本当にありがとうございました。
自分自身がHSPなので、講座を聴いて自分の気質をどうコントロールすればいいのか、
必死に聴いていたのですが、聴くうちに段々涙が溢れてきました。
今まで自分が嫌だと感じる言動を相手にされた時、いつも「後々必ず自分のためになる、
ちょっと嫌な事をされただけ、ちょっとセクハラ発言されただけ。自分が我慢すれば丸く収
まる。」と頭に言い聞かせてきたのですが、そんな思考は良くないと思いました。
自己犠牲をせずに、私は私を一番に考えていいんだと思ったら涙が止まりませんでした。
自分を大切にしていいよと許されたような心地がしました。
本当にありがとうございました。
昨日は、長沼先生のWEB講座を開催していただきありがとうございました。
長沼先生の著書は何冊か読ませていただいていますし、昨年のNHKのHSPの番組も拝見していたので、こういった機会を与えていただきとても嬉しいです。
私は2年程前に初めてHSPの本を読み、HSPの概念を知りました。
そして「私のことが書いてある」と感じ、子供の頃から抱いていたモヤモヤがすべてが腑に落ち、気持ちが楽になりました。
HPSのセルフチェックとするとほぼ当てはまりますので、私自身HSPなんだろうな。と思っております。
この概念を知ってから、小学生の我が子達(HSCだと思われます)との関係も楽になりました。
今回講座を聞いて、HSPの方がいろんな感覚に悩んでいることもわかり、
科学的に解明されていることだけで、解釈することができないこともあるんだと、
長沼先生は本当に患者さんの心に寄り添ってくれる素晴らしい方なんだと、そんなお医者さんがいると知り、本当にうれしかったし、今までの苦悩がやっと報われたと思いました。
(私は実は数年前から、自分が撮影した写真に時々オーブが移るよう になり、悩んでいました。特に自然が多い場所で・・きっと感性がとぎすまされていたんですね)
でも、これはなかなか人に相談できる悩みではなかったので、HSPという気質の持ち主ということで、私は人よりも感覚が優れているんだと思うと救われる気持ちになりました。
先生の講座は、序盤のHSPを研究されるまでの説明がとくにわかりやすく、ためになりました。
自閉症を含む発達障害者の不思議な感覚がHSPを研究されるきっかけになったというところも
すごく勉強になりました。
まず、あたかも目の前で講座を受けているかのような臨場感を感じられましたので、パソコンに映っている長沼先生に向かって笑ったり泣いたりしていました。
このようなシステムがあるとは知らなかった私は、その画期的さに感動しました!
長沼先生は「内容がたくさんあって疲れるかもしれない」とおっしゃっていましたが、
内容を聞くにつれむしろ、混沌としていた頭の中が整理されてきているような気がします。
中でも、
「HSPは、感覚の議論ではないんです。愛着の議論がメインなんです」というのが印象的でした。
また、幸運にも質問にご回答いただいた中での、
「こころの治療の原則は、まずマイナスを吐き出すこと。先に感謝(プラスを入れる)では
ないんです。マイナスであろうと認めてあげること。」
ということを知ることだけで気持ちが楽になれました。
ありがとうございました。
主催:可能性アカデミー
〒162-0065 東京都新宿区住吉町3-11 新宿スパイアビルB1
TEL.03-6240-8685
FAX.050-3383-4907