現代は価値観が変わってきていて、経済的充足ではなく、
精神的充足を重視するようになってきました。
わたしの経験から成功とは「充実感・満足感・達成感」
つまり幸福であると定義したいと思います。
さて、少し科学的な話を入れますが、人が幸福感を感じる時は、
脳内ホルモンである「ドーパミン」が分泌されている時であると
脳科学で証明されています。
つまり、幸福を感じている時はドーパミンが分泌されている。
ドーパミンが分泌されている時は幸福を感じているという事です。
幸福感＝ドーパミンであるという事です。
人間であるならば、幸福を感じる上でドーパミン以外はありません。
ドーパミンホルモンは報酬系ホルモンと言われており、
何かを得た時に分泌されるホルモンであると言われています。
以下がドーパミンが分泌される状態です。
１，得た時
これは、とても単純で、生理的に欲求しているモノ、つまり、
お腹が空いた→空腹を満たした。
眠たい→睡眠を得た。
気持ち悪い→気持ち良くなった。
など、欲求が満たされた時にドーパミンが分泌されるという事です。
２，得られると分かった時
これは１に知性が加わったと解釈出来ます。
つまり、もう得られると言う事が分かった時点で
ドーパミンが分泌されるという事です。
お腹が空いている時に商店街を見渡したら、食堂があった。
お金も持っている。食堂に行けば食事にありつける。
と言うことで、食堂を見つけた瞬間にドーパミンは分泌されます。
山登りをしていて、疲れがピークになっていても
「山頂まであと500メートル」という看板を見た瞬間に
元気が出るのも同じ作用ですね。
知性が伴い、今は得ていないけど、
この過程を踏めば得られると言うことが分かるとドーパミンは分泌されるのです。
３，得られると分かっている可能性を追い続けている時
ここが一番伝えたい所です。
これはつまり、志・ビジョンを追い掛けている時に
ドーパミンは出続けると言うことなのです。
自分の志やビジョンを追いかける上で絶対に達成不可能であれば、
追い掛ける事はしません。
ビジョンに向かっている人に聞くと
「できるかどうか分からないけど追い掛けたい」などと言いますが、
１００％出来ないと本人が分かっていたらやめます。
と言うことは、３は、２が大きくなったものであると言えるのです。
つまり、人は、ビジョンを追い続けている時こそ、
幸福でい続けられるのです。
幸福で在り続けたいなら、何かに依存するのではなく、
自分の本当にやりたい事を見つけ、それに向かう事。
それのみが幸福で居続けられる事なのです。
つまり、成功へのアルゴリズムとは幸福への手順であり、
その為に絶対必須は、志「ビジョン」なのです。
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