目標設定しても、なかなか達成出来ない。
決定をするのは「意識」の作用です。
しかし、「実行」するのは「潜在意識」の作用です。
ですので、達成する為の行動は潜在意識の役目です。
つまり、潜在意識を味方に出来ない大きな理由があります。
あなたの目標は、本当にやりたい事ですか？という事です。
本当にやりたい事ですか？
きっと、そうだと答えられるかもしれません。
あなたは、「何を言ってるんだ、目標を決めろって言ったのは増田さんではないか。
なりたい自分に向かおうって、今更それはやりたい事ですかって何なんだ」と思われるかも知れません。
でも、ここもとても重要な事なんです。
しかし、このポイントを抑えていないと
潜在意識レベルでは、本当にやりたい事にならないのです。
例えば、彼女が欲しいと思っている人が居たとします。
きっとその人は彼女が出来て楽しく二人で過ごしている事を想像しているのでしょう。
又は、周りのカップルの楽しそうに過ごしているのを見て羨ましいとか、
憧れを持っているのでしょう。
又は、過去に彼女がいて楽しかったのでしょう。
でもよく考えて欲しいのです。
彼女が欲しいという事に反対しているのではなく、
「リスクを考えて下さい」というのがここでのポイントです。
ビジョンや目標を設定する時、
時として、得たいもののプラスの側面だけを見ていて、
実際に得た時にこんなはずでは無かったと言うことが良くあるんです。
または、それが無い事を今の自分の言い訳にして、
「隠れみの」にしていたり、
「本当の自分」にかくれんぼしていたりする事があるんです。
例えばです。
好きになった女性がいて、なかなかアタック出来ない。
だって、俺は太っているから。
こんな太っている俺が彼女から好かれる訳がない。
だから、そこからダイエットを頑張って実際に痩せました。
そして、彼女に告白をしました。
結果は断られました。
そうです、太っている自分という所を実際の自分の性格のかくれみのにしていた訳です。
実際には断られたのは、太っている自分ではなくて、彼の性格そのものだった訳ですから。
実にじっくり多面的に見てみないと辛い結果になります。
あなたが達成したいなりたい自分になった時に、
失うモノが必ずあります。
例えば、
彼女が出来たら、マイペースで時間を過ごせなくなりますよ？
歩くスピードだって相手に合わせなくてはいけませんよ？
急いでいても、相手と一緒に行動しないといけませんよ？
あなたが食べたいものばかり食べていたら、相手は嫌がりますよ？
独立したら、全てあらゆる事があなたの責任になりますよ？
下げたくない頭も下げなくてはいけない時だってありますよ？
時間だってお客様に合わせて自由がきかない事だってありますよ？
その事業が上手くいかない時は金銭的に苦しくなる事だってありますよ？
思ってる以上に周りの人が力になってくれない事だってありますよ？
さて、ここではあなたのなりたい自分になれたとして、
目標を達成したとして、
そうなった時に「失うモノ」をしっかり考える。というのがとても大切なのです。
この事を考える事は脳にとって、
あなたは本当に真剣にあなたの「なりたい自分」を達成しようとしていると言うことは教える事にもなります。
また、達成した時に実際にその事が訪れた時に、
前持って想定していた訳ですから感じるストレスは断然少なくて済むし、
対応だって早くなります。
達成したい事を達成した時に、
失うモノを想定する。
これが、真に潜在意識を味方に付けるポイントです。
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