ロンドン・ビジネススクールで開発されたリーダーシッププログラム(1) | (株)ヒューマン・エッジ代表取締役社長・斧出吉隆のブログ

ロンドン・ビジネススクールで開発されたリーダーシッププログラム(1)

9月21日から約1週間上海に行ってきました。こういうと、大概、「あっ、上海万博に行ってこられたんですね?」と聞かれるんですが、今回はその時間は取れませんでした。実は「BlessingWhite」社が新しく開発したグローバルリーダーシッププログラムのトレーナー認定プログラムに参加していたのです。

このプログラムは、ロンドンビジネススクールの教授である、Rob Goffeeさんと、Gareth Jonesさんがお書きになったベストセラー「Why should anyone be led by you 」という本の内容を実際のリーダーシップ研修に落とし込んだプログラムです。

なかなか上手く訳せないのですが、直訳すると、「なぜ、人はあなたをリーダーとして認めて、リードされたいと思うのでしょうか?」といった感じでしょう。

このプログラムの特徴は、本のタイトルを見ていただいてもわかるように「リーダーを支えるフォロワーと呼ばれる人たち」からの視点を中心に、リーダーはフォロワーのニーズにどのように応えるのか?を考えさせる点です。

Goffee氏とJones氏によれば、これまでのリーダーシップに関する研究の多くが、「リーダーである人物」に焦点が当たっていた。しかし彼らの調査によれば優れたリーダー、たとえば「ガンジー」という偉大なリーダーが行った行動や考え方というのは、ガンジーが生きた時代の中と、その環境に対応できた結果であって、他の人がガンジーのようなリーダーシップを持てるわけではない。すべてのリーダーは異なっている。というのが彼らの重要な発見だそうです。

彼らの調査の結果、リーダーシップというのは一連の行為であり、次のように定義しています。

リーダーシップというのは「Excite people to deliver exceptional performance」である。つまり、「期待以上の業績を出させるように人々を鼓舞する」ことです。また、リーダーシップを形成するファンデーションとして、以下の3点をあげています。

1)リーダーシップは決して上下関係ではない
2)リーダーシップは人との関係性が重要である
3)リーダーシップは様々な状況にあわせて対応すること

グローバルリーダーを育成するために、世界のトッププロフェッサーは何を伝えているのか?この本に書かれているキーポイントを次回からお伝えしていくようにします。