ブランドとしてのあなた(2) | (株)ヒューマン・エッジ代表取締役社長・斧出吉隆のブログ

ブランドとしてのあなた(2)

さて、前回は出世コースの条件である鹿児島への転勤をどうするかという問いかけをしましたね。

このときYesなのかNoなのかを決定する中心的な考え方はどこにあるのでしょうか?
それはその人が大切にしている価値観から生まれてくるのではないでしょうか?

例えば、私にとって大切な価値観というのが、家族の幸せというものであれば、2年間、家族を東京に残して、単身赴任をするというのはかなり大変なことだと思います。社内で出世することに対して大きな価値観を持ってない人にとっては、鹿児島に単身で行くことよりは、出世が遅れたとしても東京に残ることを選択する可能性が高いと思われます。しかし、昇進や出世に重要な価値を持っている人にとっては喜んで鹿児島へ行くことが考えられます。

このように私たちの行動を決定する要因には大切にしている価値観の存在が大きく関わっているのです。

具体的には、価値観と呼べるものには

「家族の幸せ」
「達成感」
「仲間」
「健康」
「昇進や昇格」
「お金」など

アメリカのBlessingwhite社では約25個程度の「価値観」というものを紹介しています。自分自身の大切な価値観というものがある程度わかれば、普段自分がどのような意思決定に基づいて行動をしているのかということが分かりやすくなります。

自分自身の行動を自分自身でわかるようになれば、「他人からのフィードバック」を受け入れやすくなります。

なぜならば、自分がどんな行動をとりがちなのかが分かるため、他人からそういった行動を指摘されても「確かに自分の大切にしている価値観からすると、そういった行動をとっている可能性はある」と理解できるからです。こうすることによって、結果的にはジョハリの窓をより大きくすることができ、他者との信頼関係を気づきやすくなるのです。

ブランドとしてのあなた要約
・人は私の行動を見て私を判断している
・私の「開かれた窓を」を大きくすることで、他の人との「信頼関係」や「コミュニケーション」がよくなり、影響力を発揮しやすくなる
・私の行動は私が大切にしている「価値観」から生まれるものであり、その価値観を自分が理解することで自分の行動がよりわかりやすくなる