積極的傾聴2 | (株)ヒューマン・エッジ代表取締役社長・斧出吉隆のブログ

積極的傾聴2

■相手の話に興味があることを示す行動
1.真剣ではあるけれど、やさしい顔つき
2.アイコンタクト
3.相手と同じような姿勢をする
4.少し身を乗り出す

通常私たちは、人と話をするときには、相手の顔を見ながら話をします。電話などの場合には相手の顔を見ることは余りありませんので、話をしている人の動作よりは、声のトーンだとか、メリハリなどがより重要な役割りをしますが、ここでは、相手の人と顔を見ながら話をする、という状況を想定します。

相手の話に興味があることを示す行動ですから、相手の人が怖がるような行動や、心を閉じてしまうような行動は避けなければいけません。従ってやさしい顔つきや、落ち着いた様子が必要になってきます。

相手が子どもの場合には、子どもと同じ目線の高さまで「しゃがみこんで話を聞く」というのも有効な方法です。大切なのは、相手が怖がって心を閉じたり、本当の事を話さない、という事がないような環境を作ることです。ですから、意識的に少し前かがみで話を聞く姿勢をとったり、相手と同じようなポーズをとることで、緊張を和らげ、「どうぞ話してくださいね」という環境を提供するわけです。

アイコンタクトというのは、文字通り、相手の人の目を見るということです。私が社会人となった頃、今から約30年ほど前には、「日本人の間では、相手の目を見るのは失礼に当たるので、目を見るのではなく、あごの先のほうをなんとなく見て話をしなさい」と教えられたことがあります。その当時は、そんな違いがあるのか~、っと感心していたのですが、これは明らかに間違った教えですね。

少し、考えてみればわかることですが、たとえ日本人同士であったとしても、真剣な話をするときに、相手の目を見ないというのはありえないことです。真剣な話をしようとしているのに、相手の人が目を合わせないというのは、聞きたくないと思っているのか、照れて目を合わせられないかの、いずれかの場合です。

アイコンタクトというのは、「あなたの話を真剣に聞いていますよ」という大切なサインを相手の人に送ることですから、穏やかな表情で相手の人と、必要に応じて目を合わせる事が、相手の人に安心感と信頼関係を作ることにつながります。