ちょっと良い話を! | (株)ヒューマン・エッジ代表取締役社長・斧出吉隆のブログ

ちょっと良い話を!

本来ならば今回はコミュニケーションの原則について話を続ける予定でしたが、週末に北海道にとび、新鮮なビジネスモデルに出会えたのでご紹介したいと思います。

あるメーカーさんが音頭をとって、看護師長のための研修をおこなう企画を始めようとなりました。そこで、看護師長の方々がどんな悩みをお持ちなのかをリサーチする目的で行ってきました。「それが何で新鮮なビジネスモデルなんだ?」と思われるかもしれませんが、私には非常に新鮮だったのです。

私は今から約25~6年前に、病院を対象にした営業をおこなっていました。紙おむつを病院で使ってもらうためです。その当時は「布オムツ」が主流で、紙おむつを使うことにはまだまだ多くの抵抗がありました。特に病棟現場の看護師の方々から、多くの抵抗がありました。

現場の抵抗があるとどんなに良い商品でも使ってくれませんので、私は現場の看護師長さんや総看護師長さんから理解を得られるように、徹底して彼らの話を聞くようにしていました。

おかげで当時いろいろと勉強をさせていただきましたが、そのときの一つの驚きというのは、「看護師長さんは10名~30名の部下を持つ管理職である。総看護師長クラスになると部下の数は数百名になるケースも珍しくない」というものでした。もちろんその当時の私の仕事は研修ではありませんでしたから、ただ驚いていただけでした。

今回、改めて看護師長の方々のお話を伺うと悩みは、

・部下のモチベーションを上げる方法は何か
・管理職の役割りと大切なこと
・評価の方法
・後継者の育成の方法

等々が出てきて、完全にマネジメントの課題を抱えておられる事が良くわかりました。

ここに私の新鮮なビジネスモデル発見の意味があります。つまり、看護師長というのはマネジメント職であるにもかかわらずほとんどの方が、研修など受けておられないのです。

これからの病院経営で、患者のためにというビジョンを持った、看護活動のレベルアップが真に求められているのではないでしょうか。そのためには現場を束ねる管理者、つまり看護師長の方々の更なるレベルアップが必要だと思います。