グローバルで通用するリーダーシップについて | (株)ヒューマン・エッジ代表取締役社長・斧出吉隆のブログ

グローバルで通用するリーダーシップについて

リーダーシップを語る際に避けて通れないのが、「リーダーシップというのはいったい何ぞや?」という非常にシンプルな質問です。リーダーシップとは何かという問いかけも必要ですが、リーダーとリーダーシップとは何が違うのかというような疑問も数多くあります。

ところで「1,710,000」という数字はいったい何でしょうか?この数字は2009年7月10日にヤフーで「リーダーシップの定義」と入力してヒットした数です。もちろん、この数字の意味が直接「リーダーシップの定義」の数を表しているわけではありませんが、少なくとも非常に多くの人や団体が「リーダーシップの定義」を作られて、そして発表されているだろうなということは容易に想像する事ができます。

では私たちが「リーダーシップ」という言葉を使うときに、どれが正しい定義なのかというと、恐らくどの定義も正しいのではないでしょうか?ある企業や大学の研究所などが綿密なリサーチをおこなった結果導き出された定義もあるでしょうし、ある個人の方がご自分の経験でおっしゃっているような場合もあるでしょう。その個人の方は、ご自分のやり方でなんらかの成功を収めたということからすると、それはそれで正しいリーダーシップといえるはずです。

ここで重要なことは、私たちは日ごろ「リーダーシップ」という言葉を案外とよく口に出していったり、聞いたりしていますが、本当の意味で共通の理解を持ってこの「リーダーシップ」という言葉を使っているかというと、決してそうではないということです。

恐らくなんとなく「リーダー」と呼ばれる人たちに備わっているのが「リーダーシップ」だろうなという感覚で使っているのだろうと想像します。それでは「なんとなくリーダーに備わっているんだろうな、と思うリーダーシップ」について、私たちは共通の理解も定義もないのに「なぜ、あの人はリーダーシップがある、とか、あの人はリーダーシップに欠ける」とかを言うう事ができるのでしょうか?

ここではできるだけシンプルにリーダーシップというものをとらえて、日本人の持っているリーダーシップをよりグローバルで通用するリーダーシップに「加工」していくための方法論をご紹介してゆきたいと思います。学問的な意味で「リーダーシップとは何か?」ということを勉強したいという人には、日経ビジネス人文庫から出ている「経営革命大全」(ジョセフ・ボイエット&ジミー・ボイエット著)という本がお勧めです。値段も安く、これまでのリーダーシップ論の流れが良くわかる本です。