デリゲーション(その3)
デリゲーションを上手く進めることによって、上司は自分自身の時間が有効につかえることができるようになる。結果として、より高い次元の仕事に取り掛かる事ができるようになる、というのは前回ご紹介しました。
実はグローバルタレントに成長してゆくにはこの「デリゲーション」と「時間管理」というのは、切っても切れないとても重要な関係なのです。
私は長年外資系の企業にお世話になっていましたので、年に数回海外の本社への出張がありました。私は4つの企業に勤めていましたが、どこの本社に行っても夕方5時頃からはオフィスに人がまばらになってきます。もちろん朝は8時頃から働き始めますので一概に労働時間が短いということは無いと思いますが、なんとなく感じるのは日本人の働き方とは違うのです。
具体的にいうと、「あれもこれも・・・」という仕事のやり方はしないようです。
日本人はもともと器用な国民性なのでしょうか・・「あれもこれも、できることは全てやる」、しかも、どれも期限がもう少しに迫っている・・という事が良くあります。そんなときには上司に「Push Back」をして「本当に必要なことは何なのか」を明確にしてもらう必要があります。
日本人はこれが上手くできないのでついつい抱え込んでしまうようです。海外本社の人達は、上司に「Push Back」しながら、本当に必要なこと、やらなければいけないことを見つけだし、仕事をしているようです。
日本人がPush Backできないのには理由があります。
1つ目は、言葉の問題だと思います。英語では上司も部下も基本はニックネームで呼び合う事が多く、また、尊敬語や謙譲語などの複雑な上下の関係を表す言葉はビジネスの世界でもあまり使われません。言葉そのものが上下の関係をあまり意識させないようになっています。ですから英語では比較的、上司に意義を唱える表現、例えば I disagree などの表現もしやすいのです。
2つ目は、日本の上司はまだまだ、ポジションパワーと年功性に頼ったリーダーシップを発揮することになれているからではないでしょうか。日本の研修制度は横並びで成長するというのが一般的ですから、部下が上司にPush Backするのはどうしても失礼になるのではないかと思い込んでしまうからです。
3つ目は、 Why と Because の文化の違いです。私がいた会社の本社は米国やスイスでしたが、何をするにも何故これをしなければならないのか、その理由は何なのかを良く話し合っていました。ごく自然にお互いがWhy と Becauseを使って会話をする文化なので、Push Backは当然のことで違和感はないようでした。
私たちも上手くPush Backを使って「本当に必要なこと」に集中して仕事を進めるようにしましょう。
実はグローバルタレントに成長してゆくにはこの「デリゲーション」と「時間管理」というのは、切っても切れないとても重要な関係なのです。
私は長年外資系の企業にお世話になっていましたので、年に数回海外の本社への出張がありました。私は4つの企業に勤めていましたが、どこの本社に行っても夕方5時頃からはオフィスに人がまばらになってきます。もちろん朝は8時頃から働き始めますので一概に労働時間が短いということは無いと思いますが、なんとなく感じるのは日本人の働き方とは違うのです。
具体的にいうと、「あれもこれも・・・」という仕事のやり方はしないようです。
日本人はもともと器用な国民性なのでしょうか・・「あれもこれも、できることは全てやる」、しかも、どれも期限がもう少しに迫っている・・という事が良くあります。そんなときには上司に「Push Back」をして「本当に必要なことは何なのか」を明確にしてもらう必要があります。
日本人はこれが上手くできないのでついつい抱え込んでしまうようです。海外本社の人達は、上司に「Push Back」しながら、本当に必要なこと、やらなければいけないことを見つけだし、仕事をしているようです。
日本人がPush Backできないのには理由があります。
1つ目は、言葉の問題だと思います。英語では上司も部下も基本はニックネームで呼び合う事が多く、また、尊敬語や謙譲語などの複雑な上下の関係を表す言葉はビジネスの世界でもあまり使われません。言葉そのものが上下の関係をあまり意識させないようになっています。ですから英語では比較的、上司に意義を唱える表現、例えば I disagree などの表現もしやすいのです。
2つ目は、日本の上司はまだまだ、ポジションパワーと年功性に頼ったリーダーシップを発揮することになれているからではないでしょうか。日本の研修制度は横並びで成長するというのが一般的ですから、部下が上司にPush Backするのはどうしても失礼になるのではないかと思い込んでしまうからです。
3つ目は、 Why と Because の文化の違いです。私がいた会社の本社は米国やスイスでしたが、何をするにも何故これをしなければならないのか、その理由は何なのかを良く話し合っていました。ごく自然にお互いがWhy と Becauseを使って会話をする文化なので、Push Backは当然のことで違和感はないようでした。
私たちも上手くPush Backを使って「本当に必要なこと」に集中して仕事を進めるようにしましょう。