魔の川、死の谷、ダーウィンの海とは? | ヒューマネコンサルティング 代表のブログ

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ヒューマネコンサルティング株式会社代表の阿部です。


ビジネスコーチング、社員教育、組織力向上、経営計画策定、補助金支援はお任せください。


さて、

通常、企業様とのご相談・面談の中で、、


新商品・新製品を開発し、

それが、マーケットで評価され、

成長し、

生き残っていくまでには、

様々な障壁があることをお話しします。


それを例えたものに、

魔の川、死の谷、ダーウィンの海」といった言葉をお聞きしたことがあるでしょうか?


これは、企業の成長するプロセスにおいて、様々な「難関」と「障壁」が
待ち構えていることを表しています。


魔の川」・・・基礎研究から応用研究までの間の難関・障壁


死の谷」・・・応用研究からニュービジネスあるいは、製品化までの間の
        難関・障壁


ダーウィンの海」・・・ニュービジネスあるいは製品化から、事業化までの
            間の難関・障壁


基礎研究と応用研究の間にあるギャップを「魔の川」、


 応用研究と事業化の間に横たわるのが「死の谷」、


そして、事業化された製品を市場で育てるまでに広がっているのが
ダーウィンの海」といったところでしょうか?


つまりは、起業から基礎研究・応用研究に至る段階では、流れの速い変化
魔の川)を乗り越える知恵が求められ、


応用研究を事業化につなげる段階では、資金や人材などを枯れないように
死の谷にならないように)投じる覚悟求められ、


事業を成功させるまでの段階では、多くのライバルの中での厳しい生き残り
競争(ダーウィンの海)を勝ち抜く戦略が必要だということです。


新技術や製品が実用化されても、その販売網や生産設備にコストがかかる上、
既存の技術や製品との市場競争で生き残らなければなりません。


研究開発を経て、それが実用化に至っても、そこからその技術・製品・事業
には市場での競争が待っていますし、一般的に新製品は、販路や生産設備
などに、かなりのコストを費やすことになります。


ここまで書いてきて、筆者が申し上げたいのは、このように難関や障壁が
待ち構えているから、「起業・創業」、「経営革新」、「新製品開発」、
「新技術開発」などに対して臆病になりなさいと言うことでは決してありません。


むしろ、どんどんチャレンジしてほしいですが、このような「魔の川」、
「死の谷」、「ダーウィンの海」と言った存在を知らないで船をこぎ出し、
途中で失敗してしまうことを避けて欲しいと切に願っているということです。


この大変化の時代において、無防備・無計画にやるのではなく、【危機感】を持って次の一手を考えてもらたいということです。


起業・・

最近ご相談の多い「シニア起業」などにおいても同じことが言えると思います。


これらの難関や障壁を乗り越えていってもらいたいものです。


お気軽にご相談下さい。


弊社ホームページ上⇒ http://humane-c.co.jp/  にもオフィシャルな記事を公開していますので、

お時間ありましたら、HPとともにご覧頂ければ幸いです。


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