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ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。
昨日の日本株市場は、
欧州債務危機の拡大懸念と米国株の大幅安などを受けて、反落しました。
日経平均の終値は前日比104円安の8,374円と9月26日以来約2カ月ぶりの安値となりました。
日経平均は9月26日につけた終値ベースの年初来安値を78銭上回り、
年初来安値更新はなんとか免れましたが、主力株の下げが響いてTOPIXは年初来安値を再び更新しました。
そのような中、「オリンパス」の損失隠し問題では、
同社が損失の穴埋めに利用した英医療機器メーカー「ジャイラス」の買収を巡り、
仲介した会社側に報酬として支払った優先株を、わずか2か月後に約3倍の価格で買い戻すことを取締役会で決議していたとの報道がなされました。
これが事実だとすれば、同社が損失穴埋めに使う資金捻出のため、当初から高値買い戻しを計画していた可能性があると思われます。
いずれにしましても、欧州問題をはじめとする海外要因、オリンパス問題をはじめとする国内要因。
それぞれが混沌とし、ジリ貧状態の中、TOPIXが年初来安値となりました。
「閑散に売りなし」とはいうものの、これだけ不透明感漂っていましたら、やむなしということでしょうか・・。
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