病気になったり、体に不調があるとします。
病院で治療を受け、
食生活を見直して、適度な運動を心がけ・・
健康に良いとされるありとあらゆる事はやってみたけれど、
それでも改善が見られない時は
どうしたらよいのでしょうか?
むしろ、世の中、そういう人が大多数かもしれません。
持病があり、いつもどこかに不調を抱えている・・。
何とかやり過ごせる程度の不調ならまだしも、
強い痛みや、我慢出来ない程の辛い不快感を伴うもの
であれば、
痛み止めや、その他の症状を抑える薬などで何とか
しのぐでしょうか。
他にも、民間療法や、色々試してみるかもしれません。
それでも、改善が見られない時、
諦めるでしょうか。
更に、どうにかして症状を改善させられないかと思い続ける
人の中には
「もしかしたら、自分の「ストレス」も、病気や症状に
影響しているかもしれない」
と考え始める方もいるかもしれません。
そう言えば、
「ストレスをためないように」
と医師からも言われました。
ストレスが体に影響を及ぼすという事自体は、
最近とても頻繁に耳にします。
けれど、
誰かが
「胃潰瘍」 や
「円形脱毛症」 などになった話を聞けば、
「何か強いストレスがあったのかもしれないなぁ・・」
などど思うけれど、
自分のこの病気、この症状に、ストレスが関係して
いるという事とは、自分の中で結び付くでしょうか?
このような疑問が出たとき、そもそも誰に聞けばよい
のでしょうか?
中々、そう簡単には結論が出ないのではないでしょうか?
心そのものに不調を感じたのなら、
直ぐに心療内科や精神科など、メンタルクリニック等が
思い浮かぶかもしれません。
しかし、そうではなく、
病気や症状の原因としての、
ストレスをどうにかしたいと思った時、
主治医にそのように話をしてみようと思いますか?
このよう書きながら、
かつての自分を思い出して、
自分だったらどうかと想像してみました。
きっと、
医師の前に出て、そのような事を中々切り出せない
ような気持ちになったと思います。
それは
「場違い」
という感覚がとても近いかもしれません。
症状に対して、
「お薬出しておきますね」と
言われているのに、
もしくは、「手術」や他の治療法について説明されているのに、
「私のストレスについてなんですけど・・」と
と切り出す事が、何とも不適切で「場違い」な感覚。
目の前の医師は「ストレス」の専門ではないだろうし・・
という思いも浮かぶでしょう。
少なくとも、
この病気、この症状について、
ストレス対策が有効だと考えているなら、
患者から聞かれなくでも、必要な説明をしてくれる
だろう。
こちらが、症状を訴えて、
そこで、提供してくれるものが、その病院で行える事の
全てなのだろうと。
そうして、自分の疑問や思いに対しては口をつぐんで
しまうのではないかと思います。
そして、
この私の感じる「場違い」という感覚については、
ある事が思い浮かびます。
自分の内面の状態が、身体の状態に関係している事を
徐々に自分自身の身体で実感し始めるようになった私は、
それについての答えを得たい一心で、
スクールやセミナーで主に心について分野を学び始め
ました。
そこでまず驚いた事は、
心(脳機能や神経の働きに関わる分野等も含む)の
分野では、
心が体に与える影響は、当然の事のように論じられて
いる事でした。
講義やセミナーで、まるで周知の事実であるが如く
教えられているので、
通い始めの時、私は思わず先生に質問してしまいました。
「心が身体に与える影響がこれほど分かっているのに、
何故、病院では、原因である心を扱わないのですか?」
すると、
「現代の医療は ”治療”を主としたシステムになって
いるからです」
と、その先生は答えてくれました。
「場違い」な感覚の理由が、この先生の言葉で明確に
なったように思えました。
そして今となっても、その時のその先生の答えは、
とても適格な説明、表現であったように感じています。
その後に聞いた、ある医師の説明でも、
「医師は、病気について学び、その治療法を学ぶが、
原因は「不明」とされている病気が殆どである。
原因が分からないのに、何故か治療法がある」
との事でした。
(テーマを変えて次に続きます)