「3-4-2-1」は攻撃的か守備的か。それはWBのタイプ、ポジションで決まる。
「3-4-2-1」は攻撃的なのか、守備的なのか。
一概に答えはこうだとは言えないかもしれないが、僕なりに探っていきたいと思う。
6月の親善試合2試合のスタメンは、こう。
■トリニダードトバゴ戦。
FW:大迫
MF:中島 堂安
MF:長友 柴崎 守田 酒井
DF:畠中 昌子 冨安
GK:シュミット
■エルサルバドル戦
FW:永井
MF:南野 堂安
MF:原口 橋本 小林 伊東
DF:畠中 昌子 冨安
GK:シュミット
まず注目したいのは、両WB。
「3-4-2-1」のWBが低い位置をとれば、「5-2-2-1」になり、
高い位置をとれば、「3-2-4-1」となる。
だから、守備的か、攻撃的か、の判断で鍵を握るのはこのポジションかと。
トリニダードトバゴ戦は、長友と酒井。エルサルバドル戦は、原口と伊東。
前者の組み合わせは、4バック時のサイドバックはできるが、4-2-3-1の「3」の両サイドは厳しい。
後者の組み合わせは、4バック時のサイドバックは厳しいが、4-2-3-1の「3」の両サイドはできる。
これは基本的なイメージとしてはあっていると思うし、おそらく監督の狙う所も同じだろうと思う。
■トリニダードトバゴ戦
※両WBが低い位置の場合
FW:大迫
MF:中島 堂安
MF:柴崎 守田
DF:長友 畠中 昌子 冨安 酒井
GK:シュミット
確かに守備面では安定しそう。
※両WBが高い位置の場合
FW:大迫
MF:長友 中島 堂安 酒井
MF:柴崎 守田
DF:畠中 昌子 冨安
GK:シュミット
攻撃面では、迫力がなさそう。
よって、次戦ではWBのタイプを変えてみようと。
■エルサルバドル戦
※両WBが低い位置の場合
FW:永井
MF:南野 堂安
MF:橋本 小林
DF:原口 畠中 昌子 冨安 伊東
GK:シュミット
原口のサイドはいいが、伊東の守備力が足りない。
※両WBが高い位置の場合
FW:永井
MF:原口 南野 堂安 伊東
MF:橋本 小林
DF:畠中 昌子 冨安
GK:シュミット
確かに今までで一番攻撃に迫力があるように感じる。
ということで、「3-4-2-1」は攻撃的か守備的か、という疑問に対しての結論は、個人的には、WBに配置する選手のタイプやポジションによって決まるものかなと思う。そして、森保監督もその考えならば、トリニダードトバゴ戦では、長友・酒井の攻撃面での機能性を、エルサルバドル戦では、原口・伊東の守備力を試していたのかなと思う。
そういった意味では、左WBは原口にとって、一番特長が出せる場所であり、エルサルバドル戦での戦い方が機能したのは、原口の影響が大きい。原口のようなタイプは数少なく、評価を上げた一人だと思う。
もしも、エルサルバドル戦のような戦い方を目指すのならば、ボランチ2枚とも守備的な選手、橋本・遠藤というような組み合わせにするとか、もしくは、片方のWBは攻撃的な選手を、もう一方のWBは守備的な選手にする、ということも今後に試す価値が出てきたかなと。