健康コラム
今日から、月イチのペースで健康コラムを書きます。
実は、去年から今年にかけてコラムを執筆中。はじめは、私にできるかな?と思いましたが、
スキルアップのためにチャレンジしようと思いました。頑張ります!
第1回目のテーマは・・・
『○○ゼロ』『○○オフ』表示のきまりについてです。
最近メタボリックシンドロームを意識した多種多様な食品(飲料)が出回っています。たとえば”無糖・糖質ゼロ・カロリーオフ”などは、よく耳にします。
実は、これらの表示は健康増進法第31条に基づき定められています。『ゼロ』・『オフ』などの表示をするためには、以下の基準をクリアしなくてはなりません。
☆含まない旨の表示をする場合は、次のいずれかの基準値に満たないこと。
(例:ノンカロリー・カロリーゼロ・無糖・シュガーレスなど)
食品100g(飲み物100ml)当たり
● 熱 量 : 5kcal
● 脂 質 : 0.5g
● 糖 類 : 0.5g
●ナトリウム: 5mg
☆低い旨の表示である場合は、次のいずれかの基準値内以下であること。
(例:低カロリー・カロリー控えめ・低糖・糖分オフなど)
食品100g当たり
● 熱 量 : 40kcal
● 脂 質 : 3g
● 糖 類 : 5g
●ナトリウム:120mg
飲み物100ml当たり
● 熱 量 : 20kcal
● 脂 質 : 1.5g
● 糖 類 : 2.5g
●ナトリウム: 120mg
例えば『カロリー控えめ』という表示で食品の場合、100g当たり40kcal以下なら表示可能です。飲料の場合は、100ml当たり20kcal以下なら表示可能です。
ただし、カロリー控えめでもペットボトル1本(500ml)当たり99kcalの飲み物もあります。量をたくさんとれば、低カロリー食品もあまり意味のないものになります。
また、糖尿病の治療をされている方は注意が必要です。どんな栄養成分でもたくさんとれば弊害が出てくる可能性があります。
基本的には規則正しい食生活、バランスのとれた食事です。
表示の意味を正しくとらえて、上手に食品選択しましょう。