【散歩の主導権】
お預かりする子たち
お家ではぐいぐい引っ張ってのお散歩で
ほとんどの子がハーネスを使っています。
うちはハーネスは一切使いません。
ハーネスはバックすると抜けるから
(そうじゃないのもあるみたいですが)
散歩には向いていないと
私は勝手に思っています。
うちの子たちですら
すっぽ抜けてしまったら大変なことになるのに
よその子をお預かりしていて
そんなことになったら取り返しがつきません。
うちに来てくださるお客様からお聞きした話では
前に預かってもらっていたホテルでは
脱走防止のためにお散歩は行かない。と言われたらしいです。
ではなぜ
うちでお預かりすると穏やかに歩くことができるのかを
説明します。
うちで使うリードはスリップリード。
これは正しい使い方さえすれば
こちらの意思がきっちり伝わるリードです。
うちの場合は
リリーが首輪とリードを繋ぐナスカンを壊してしまって
私自身がジョイントのある道具に恐怖があるのです。
スリップリードは、首にさっとかけて
ゴムの止めを首元まで締めるだけ。
閉めるといっても、ぎゅーぎゅーに閉めるのではなく
こちらの意思が伝わりやすい状態まで首にフィットさせる感じです。
前に出そうになった時には、引き戻すのではなく
上に向けてきゅっとあげる。
それは違う、そっちじゃないという
犬にとっての指示と同じ役目をするのです。
ダイレクトに首にフィットしているので
こちらの感情が伝わりやすいので
向こうから犬が来た。という不安が
一瞬で犬に伝わるというデメリットも忘れないようにしてください。
犬と歩く位置は
犬は後ろまたは横
私についておいで。
という体制です。
なぜなら
「犬の散歩」ではなく
「犬と散歩」だから
常に犬の前または横を歩くことで
犬を危険から守ってあげるという位置で歩きます。
犬はまず家から出ると
おしっこをします。
そしてしばらくすると💩もします。
それは生理的な現象で
その後のおしっこはマーキングになります。
私は必要以上の匂い嗅ぎはしなくていいと
指示を出しています。
なぜならマーキングは必要ないから。
匂いを嗅ぐことで
なんの匂いか、どの犬の匂いかを
確かめるたびに不安になる子もいます。
不安になるくらいなら匂いは嗅がなくてもいい。
それよりも一緒に景色を眺めながら
一緒に歩くほうが犬にとって
必要以上のストレスを感じないようにするためです。
匂いを嗅いでいる時に尻尾の位置を
確認してみてください。
必ず尻尾は立っているはず。
これは知らない匂いを確認する時に
緊張するからです。
目はしっかり見開き
耳も立っているはず。
明らかに緊張マックスの状態です。
この状態で歩けば
些細な音や他の匂いにも過剰反応しがちで
これがストレスの原因となると考えるからです。
空を見上げながら
鳥の声を聞きながら
風の匂いを感じながら
心と体をリラックスさせるための散歩を
心掛けているからです。
他の犬や人、車や自転車、オートバイなどを見かけても
一切吠えたり暴れたりしないのは
もちろん長閑な環境もありますが
必要以上に緊張したりストレスを感じていないから。
リラックスした状態で
自分で行く方向も決めなくてよくて
何かあれば守ってもらえるという安心感を持ちながら
歩いていれば、自分が何もアクションを起こさなくてもいいということを
犬たちが一番知っているからです。
行く方向は飼い主さんが決める、
犬は後からついてくる
危険だと感じたものからは
間違いなく守ってくれるから
自分で立ち向かわなくていい。
それが犬にとっても人にとっても
理想の
「犬と散歩」
なのです。
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