犬の問題行動解決 KCLSドッグサービス 美濃加茂市 -2ページ目

犬の問題行動解決 KCLSドッグサービス 美濃加茂市

飼い主さんの迷いと不安を解決します。
犬を知らずに犬を追い詰め
やがて犬に追い詰められ
3年間覚悟を決めて向き合って得た
犬との穏やかな暮らし方伝えます。
ဗီူဗီူ犬を知れば犬は変わる
‍犬の心と体をケアするドッグリトリート経営



【間違っている犬の社会化】


人の社会化とは

周りの人とそつなく仲良く暮らしていくために

言葉使いや立ち居振る舞いを

学んだり考えたりすること。


それは

人と人は助け合って

生きていくという動物だという前提から

生まれてきたもの。


でも

犬という動物は違う。


犬は家族という群れの中で

家族と共に穏やかに暮らす動物で


知らない犬とか、人とか

助け合って生きていく動物ではない。


犬は

道路を歩いていて

知らない犬や人とすれ違っても

スルーするのが犬の一般的な行動。


ということは

前にもアップしました。


人だって

全く知らない人とすれ違っても


わざわざ近寄って挨拶はしません。


わざわざ近寄って挨拶したら

逆に変な人扱いです。


それを

犬だからといって

全部の子に挨拶させようとするから

トラブルが起きるのです。


そしてもう一つ

社会性を身につけるためにと


犬がたくさんいる場所へ

わざわざ連れて行って

走らせたり遊ばせたり。


人間の子供なら

公園へ連れて行って

遊ばせたり走らせたりするかもしれません。


ところが犬たちには

人間の社会化と同じ社会化は

必要ありません。


かわいいね。と言ってもらったり

おりこうだね。と言ってもらうのは


飼い主さんの自己満足なだけであって

犬たちは一切それを望んでなどいません。

隣の人や知らない犬に


かわいいと言ってもらったり

おりこうだと褒められたところで

嬉しくもなんともなくて

むしろ

必要以外に声をかけられることは

犬にとってストレスでしかありません。


本当に大好きな飼い主さんの

いうことがちゃんとできた時

飼い主さんに心から

褒めてもらえることの方が


犬たちは何より嬉しいことだからです。


人は自分と自分の周りに

身につけているものや

連れている人や動物を

褒めてもらえることで

とっても嬉しい気持ちになります。


もちろん

私でも、うちの子たちが

褒めてもらえたらそれは嬉しいです。


でもそれより

うちの子たちが

本当にしあわせだと感じていることを

見つけてあげて

しあわせを感じてもらった方が


犬はしあわせだと思っています。


犬たちは人間のエゴのために

人間と暮らしているわけじゃありません。


人と犬はお互いが暮らしやすいルールを

人間が作ってそれを犬に伝え

犬と心地よく穏やかに暮らす。


それが人と犬との穏やかな暮らし方です。


∞-———————∞


🦮噛む、吠える、暴れる犬に悩む飼い主さんのため


🦮人と犬が穏やかに過ごすための

環境づくりのお手伝いをしています。


🦮支配やコントロールではなく、

犬との最適な距離を保ちながら、

関係性を修復します。


🦮犬の問題行動に対処するよりも大切な

飼い主さん自身のスキルアップをサポート

メンタルケアを重視します#犬との暮らし #犬との生活 #犬との生活 #犬との暮らしを楽しむ #犬の問題行動 #飛びつき #パピートレーニング #睡眠





【治すことも大事だけど】


犬の問題行動


噛む

吠える

暴れる


なってから治すのも大変だけど

なっている犬たちの心の状態を

わかってあげてほしい。


噛むという行為。


これは人間なら

凶器を振り回す

または凶器で人を傷つけるのと

変わらないと思っていて


大好きな家族に対して

そういう行為をする心情を

持ったことがないけれど


なぜそうしなければならないか。

ということ。


犬だから噛むのではないということ。


そして

わざわざ怒らせたりしないであげてほしい。


怒ってる顔も可愛い。

とは私は決して思えなくて


もし自分が

毎日怒るとわかっていることを

わざわざされて


毎日怒っていたら

どんな気持ちになるのかを

考えてみてほしいのです。


噛む犬が

世の中にはたくさんいて


噛む犬を治してほしいという

飼い主さんがたくさんいて


でもきっと

子犬の頃から

本気で唸って噛んでいたわけじゃないと思うし

もしそうだとしたら

子犬のうちに拗らせないように

子犬のうちにそういう方向へ行かないように

育ててあげてほしいのです。


毎日怒って

毎日イライラして


毎日叫んで


そんな毎日を送る犬たちが

どんな思いで過ごしているのかを


なぜそうなってしまったのかを


本気で考えてあげてほしいのです。


犬たちは

しあわせに暮らすために

私たちのもとへとやってきます。


噛んだり

吠えたり

暴れたり


毎日イライラして怒るために

やってきたのではありません。


犬がどうすれば穏やかに暮らすことができるか

正しい知識を学んでください。


勝手な思い込みや

自己満足で


犬たちを苦しい目に合わせないように。


なってしまったら治す。


これはとても大切なこと。

犬たちを苦しみから

一分一秒でも早く

解放してあげなければならないから。


でもその前に

ならないようにしてあげてほしい。


ならないようにできるのは

飼い主さんしかいないから。

飼い主さんの役割だから。


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【それぞれの思い】


今朝犬たちのお世話も終わり

ほっと一息ついた時

電話が鳴りました。


誰からかな?

とみてみると


いつもお世話になっているご近所さん。

お野菜をくださったり

とてもよくしてくださる方で


犬友でもある方からでした。


そこには小型犬が2頭いて

2頭とも14歳くらいのシニア。


1頭の子はもう目も見えないし

耳も聞こえない。


抱っこして草むらに下ろして

少しだけ歩いて帰る散歩。


もう一頭の子は

目も見えるし耳も聞こえるけれど

最近ご飯を食べないと

悩んでおられました。


なんでもいいから食べて欲しいと

ちゅーるをあげると食べるとも言われていました。


電話に出ると


ちょっと相談があって・・・・


と言われるのでなんだろう?

と思って話を聞いていると


少し前からご飯を食べなくて

と言われてましたが


病院へ数回通っても

食欲は変わらずで


よくよく調べたら


ご飯を食べない理由は

単なる食欲不振ではなく

血液検査などの結果から


お腹の中に

避妊したはずの子宮が残っていて

そこに腫瘍があると

わかったということでした。


その腫瘍が良性なのか悪性なのかは

もっと詳しい検査をしてみなければ

わからない。


その検査は

2回全身麻酔ですると。


でも14歳だから

全身麻酔のリスクがかなり高い。

もしかしたら麻酔をかけて

そのまま戻ってこない可能性もある。


あと一つ

その子には左のお尻から太ももにかけて

腫瘍があって

それは良性らしいけれど

かなり大きいので

最近、擦れて傷になり出血することがあって

本来はそれも切除したいところだと。


もしその腫瘍が大きくなると

尿道や腸を圧迫して

おしっこや💩が出づらくなる

もしくは出なくなってしまうかもしれないと

言う理由から。


症例としては

お腹の中の腫瘍を切除した子が

そこからさらに

2年長生きできた子もいるから。


と言われたらしいのだけれど

そこまで話してくれて


恵子さんならどうする?


と聞かれました。


ご飯を食べなくなるということは

犬たちは自分の状態がわかっていて

ある程度覚悟するものだと

私は思っているから


私なら

全身麻酔の検査もオペもしないと思う。


痛みがあるなら緩和してあげたいけれど

延命のために点滴やお薬が

どんどん増えていくのは


どんどん違うところが

弱っていく気がして


自然に命が細くなっていくのを

妨げてしまい

自然の成り行きに

支障が出るような気がするから

と思っているんです。


無理して生きながらえさせるのは

犬にとって逆に辛いんじゃないかと

私自身はそうおもってます。


と伝えました。


電話の向こうでその方は


やっぱりそうだよね。

私もそうしたいって思ってた。


でも、病院では

治療するという前提で

話が進むので、どうしたらいいのか

わからなくなってきて。。と。


実はここのお宅では

数年前にも小型犬の子を見送ったのですが

その時、手術した後2日後に病院で亡くなって

最後の瞬間に間に合わなくて

すごく後悔したことがあると。


それがあるから尚更

全身麻酔で検査してもらうことが

怖いのです。


と言われました。


私の答えが正しいかどうかは別として


私自身が答えを出すなら

そうすると最後にお伝えして


電話を切りました。


コニーも14歳で

先日、前庭疾患という症状を起こし

数日歩けなくなってしまったのですが


1週間経たない間に、症状が和らいで

今はほとんど何もなかったように

復活しています。


でも、歩けなくなってしまったコニーを前に

いよいよその時が来るかもしれないと

覚悟した瞬間


苦しまないように

痛くないように


自然の摂理に基づいて

やがてその時を迎えさせてあげたい。


と思いました。


犬たちは行き先も決めてくるし

最後のその瞬間も自分で決めると

言われています。


だからこそ

犬が自分の最後を決めて迎えるなら

その一瞬まで見守ってあげることが


それまでずっと一緒にそばにいて

どんな思いも分かち合ってくれた

犬たちに対する全力の感謝だと思うのです。


薬剤、薬物で延命することで

1秒でも長く一緒にいたいと思う気持ちもわかります。

でもそれは

犬の意思に反することなのではないかとさえ

思うのです。


ただし、これはあくまでも私の勝手な思いです。


犬が過去でも未来でもなく

今この瞬間を生きているということを

そして決断していることを

私たち人も忘れてはいけないことなのだと

改めて思うのでした。


最期は


「お疲れ様でした。また会おう」


そう言って見送りたいと

思うのです。


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