映画化いーねー!

確かに介護系の映画って

認知症を面白おかしく描いたものや

悲しい系はあるけど

こんな素敵な映画はないよね!


やっぱり主人公は

広瀬すずだ!

決まりや!


先ずはプロジェクトを発足させよう

タイトルどーする?


らいふてらすという弊社業態の

ネーミングを採用された事を

誇りに思う鳴海氏色々考える。


いつも大量の却下をされていても

めげずにひどいネーミングを

たくさん言ってくる。

でも、らいふてらすは

自分のおかげだと。


でも、

やっぱり却下


そーだなー、

人生のかけらプロジェクトってどう?

破片と書いてカケラと読む

人生の破片プロジェクト

尾崎豊っぽい。


いーねー!それで行こう!

じゃあ、早速チャットグループ組んで

メンバー増やそう!

FBでもグループ組んでみる!


そしてさ、実際にどんな人生のかけらが

あるか、アンケート取ってみよう!

ちゃんと同意書取らなきゃだな。

サービス向上のヒントもあるかもしれないし


2017年10月アンケート実施


たくさんの人生のかけらがあった。

素敵なエピソードもたくさん。

やっぱり思ってた通りだ!


戦時中の話もやはり多かったし

想像すると胸がギュッと締め付けられるような

また校長先生やスナックのママさんだった方

炭鉱で働いてた方など

なるほどなー、そんなこともあるよねー

と言ったものもあった。


どんな映画になるか、

いや、一旦書籍にしよう。

映画化イメージして

なんて言っていた。


でも、50以上のアンケートの中に


「家族に迷惑をかけたくないから

早く死にたい…」


一瞬

いろんなことが止まった。

ただ止まって

頭が空っぽになるような感覚の

衝撃だった。


そのアンケートの中には2つだけ

同様のものがあった。


自立支援を謳う短時間のデイサービス

皆、目標をしっかり持ち前向きだ。

現場へ行くと活気に溢れている。

介護度の維持改善だって全国的にみても

高いのが弊社の強みだった。


でも、そんな想いを持っていたなんて…。


経営者の私には衝撃だった。


現場を仕切っている鳴海氏と

このことについて話した。


利用者を取り巻く環境は様々である。

少なからずそういった思いを抱える方が

いる事を知った。


朝目覚めて、これから1日が始まる

その瞬間にそんな思いを抱いてしまうなんて

まだ在宅生活が可能な方の人生の最終章が

そんな1日から始まる事を考えると

心が苦しくなった。


常に本来の思いや願望を聞くことから始め

しっかりと計画を立て実践していたのに

生きがいを感じることが出来ない方を

知ってしまった。


ダメだ。

そこを変えられなくては。

まだできることがあるはずだ!


ここから人生のかけらプロジェクトは

暗礁に乗り上げる。


しかし、その気付きを

現場で実践するスタッフ達と

利用者のためにどうあるべきかを

考え始めた。

その時の思いが後に

経営理念の改変につながり

生きがいという言葉が刻まれた。


何度も人生のかけらプロジェクトが

事業とは違うため、日常の忙しい業務の中

優先順位が下がり、着手されないまま

時間が過ぎていった。


時折、思い出したかのように

東京の広告代理店に渡り

企画等提案を受けてはイメージと違い

出版の提案を受けたり、

でもその時の予算的に難しかったり


なかなか進まないプロジェクトであった。


でも少しだけ形にしたことがある。

日本デイサービス協会の理事の

とある企業が、JALと共に介護予防ツアーを

企画して成功させていた。

しかもJALの様な企業と!

流石!と思い

直接伝えた。


そしたら来年はぜひ一緒に!

その方が影響力が増します。


なんて事でしょう。

そんな大切な企画に混ぜてくれるなんて!

本当に感謝でしかない。


プロジェクトリーダーは鳴海氏!

そうだ!

この企画の参加者の中に

人生のかけらの様な

この旅にかける思いのある

利用者様がいますよ!


人生のかけらプロジェクト

是非実践してみましょうよ!


そうだな〜映像の会社も

同行させてやってみるか!

早速聞いてみよう!


費用の課題、撮影の課題

フライトの課題、移動時間の課題

歩行の課題、距離の課題

様々な課題を乗り越えて実現しました。

私も、海外からまっすぐ現地合流し

利用者様と触れ合うことが出来

たくさんの感動をいただきました。

それがこちらの動画にまとめてあります。




現場の実践者じゃない私にとって

そして、コミュニケーションが苦手な

私にとって

非常に貴重な経験となりました。


人生のかけらプロジェクトが一歩進みました。




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