昨日やっと卒論発表の会があって、学生生活の最後の活動も終わってしまいました。いよいよ社会に出るのだ、とひしひしと感じています。やはり大学生活を語る上で、専攻の勉強は欠かせません一応。そんなこんなで考えてみると、自分の専攻を表すしっくりくる言葉が見つからないことに気が付きました。

 

私の学部・学科は、ひとつの学問分野に特化しているわけではなく、生活一般を学べる学科です。そのため、あるゼミでは生活に関連する歴史学が中心学問であり、あるゼミでは消費経済学を専門とした教授が教えていたりします。昨日の卒論発表会でも、研究テーマが本当に多種多様で、私がまったく知識不足な分野もありました。

 

私はというと、その中で経済の分野に興味をもち、消費経済、マクロ経済、ミクロ経済、農業経済あたりに手を出しておりました。しかし経済は考えれば考えるほど要素が多く、経済を学んでいく中で持続可能性はどんな概念か、市場に影響を与える法律はどうだ、といった具合で興味の幅が広がりすぎてしまった感が否めません。留学先でも政治が貿易に関連すると強く感じ、国際政治もかじりました。

 

 

なのでいざWhat’s your major?と聞かれると言葉に困ってしまうわけです。一応、environmental economicsとかいうわけですが。ちなみに5年前の受験期の私は、まさか経済学を学んでいるなんて微塵も思っていないでしょう。なにせ、第2志望の学科に合格したわけなので。当時は悔しすぎて目先真っ暗でしたが、今はこの方が自分に合っていたとすら思っているので、人生そんなもんだなと思います。

 

小学校から数えて17年間学生だったわけですが、私自身知らないことを知るのが好きで、学校にいてもワクワクすることがあったので、こんなにも長い期間学生でありながら、学生ではなくなることが悲しく思います。まあ生涯学習というくらいですから、今後も好きな場所で学びは続いていくことでしょうが。

 

p.s.最近は中田敦彦のYouTube大学で知識の偏りをほぐしているところです。