ときどき本をものすごく読みたくなったり、素敵な本との出会いが続いたりするときがあるときは皆さんありませんか。とても不思議で、これからも素敵な本に出会うためにその法則をできれば知りたいものだけど、知れないからまた面白いのかもしれません。

 

一つ目は「小さな「箱」から脱出する方法―人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!」だ。これは、たまたま図書館で目についたから借りました。この本は、私が今まで読んだ“自分の見つけかた”とか“自分の殻から抜け出すためには”といった類のものとは少し違って、私には刺さるものがあった。どちらかと言うと哲学的で、ゆっくり読まないと何を言っているのかわからなくなってしまう。もともとビジネス書としてつくられたものなので、この本の中で出されるのがほとんどの例がビジネスの場での一幕になっている。しかしこの本に登場する思考プロセスはどんな場面にも応用可能で、自分の身の回りに起きる現象がまるっと説明できてしまうから、少し怖いまである昇天(笑)。もう癖のようになってしまった私の思考プロセスを変えるべく、もう一度読みたいし、手元に持っておきたいなと思っているくらいです。

 

 

さあ2冊目、「「また必ず会おう」と誰もが言った」です。これは、本とはまったく関係のない講演会に行った際に出会った本屋さんがおすすめしていた本。すごく読みやすくて2日で読めちゃいました。これは高校生がとある理由で東京にひとりで行った帰りの飛行機に間に合わず途方に暮れているところを助けてくれた人との出会いから始まる話でした。もう少し言えばヒッチハイクで出会った人からの学びでその高校生が成長していく物語。わたしも日本で友だちとノリでヒッチハイクをして山梨を回ったことがあるので、なんだか読んでいて懐かしくなるような描写がたくさんありました。わたしも人と出会うことが好きというか、生きてきた中で見つけた教訓とかを聞くのが好きなタイプなので、本ででてきた方の語りがなんとも沁みましたニコニコ。恥ずかしながら喜多川泰さんの本を読むのが初めてだったので、他の本も読んでみたくなりました。

 

 

3冊目は「あやうく一生懸命生きるところだった」です。まだ読んでなかったの、と思われそうですが、本屋でこれでもかと目の前にたくさん並べられていた頃はあまり読む気になれず、久しぶりに図書館で目にして今ならと思えたので読みました。もともとは韓国の本だから、最近の韓国の社会が映し出されていてとてもおもしろかったです。学歴社会、競争社会、なんのために自分が頑張っているのかわからなくなるとき、日本人の私もよくあります。でもこれは、その競争のレールから外れればいいという簡単な話ではなくて、一回外れるとレールの上にいた頃よりもなんか苦しくなる。怖い話ですよね。私も韓国人、中国人の友達がいて、受験期の体験は3か国共通で超盛り上がる爆笑(笑)もうすぐ社会人だし、この本はなんか心のために一冊横に置いておきたくなるそんな本でした。あんだけ本屋で並べに並べられていた意味がやっとわかった(笑)。

 

 

こんな感じで他にも1月中に読んだのは、「13歳からの金融入門」、「最速で身につく世界史」、「世界の一流は「雑談」で何を話しているのか」です。まったく実用書ばかり読んでしまいます。今読んでいるのは「深夜特急Ⅰ 香港・マカオ」。紀行小説も好きな分野。

 

ちなみに旅先で泊まる宿に本が置いてあったら絶対写メしています。この前は30冊以上並んだ本棚があって興奮(笑)またカフェとかでも良さげな本が並んでいたら写真に残しておいて、図書館に行ったときに片っ端から調べて借ります。著者のために本を買いたいのはやまやまですが、なにせ金欠なものでネガティブ