神の領域 | ふるすいんぐ・ふるしょっと!!




「ボールが止まって見える」





現役時代より、その卓越したバッティング技術から「打撃の神様」の異名を取り、戦時中から戦後におけるプロ野球界の大スターとして活躍した、〝川上哲治の名言〟として一般的には知れ渡っている。






(画像左:川上哲治 右:小鶴誠)

しかしこの名言、実は川上哲治本人の言葉ではない。川上と同時期に活躍し、その美しい打撃フォームと面長で鼻筋の通った風貌から「和製ディマジオ」と呼ばれた小鶴誠の言葉である。小鶴は小柄で腕力のない選手だったが、松竹ロビンスに在籍時に元ゴルファーでコーチだった新田恭一の指導のもと、「ゴルフスイング打法」を習得。これは低い構えから腰の回転による遠心力を利用するダウンスイングで、当時の腕力のみでボールを飛ばす選手が多かったプロ野球界では新鮮だったらしい。この新打法によって日本プロ野球界初の50本塁打を放った小鶴は「ボールが止まって見えた」と豪語していたが、当時所属していた松竹ロビンスが弱小チームであったがため、話題性を考慮した報知新聞記者がこの発言を川上哲治によるものと捏造してしまい、後世にも〝川上の名言〟として定着してしまったのだ。





名言の発端はともかく、「ボールが止まって見えた」というプロ野球選手の感覚が、〝止まっているボールを打つ〟というゴルフのゲーム性とスイング理論に導かれて生まれたことは実に面白い。しかしながら、スポーツ業界を中心にこれに似た台詞を僕らはちょくちょく耳にする。





「時間感覚の延長」





ボクサー、あるいは格闘家や武道家など、相手の拳や竹刀などがスローモーションのように見えた、という視覚野における超能力。肉体と精神が極限にまで研ぎ澄まされ、集中力すら超越した覚醒状態。「無」に等しく至高の極みに達した者のみが足を踏み入れることを許される「時間感覚の延長」という名の神なる領域。「打撃の神様」ならこの領域に到達しても不思議はない、という我々の凡庸なる思考が「川上名言(捏造)」の信憑性を殊更高めてしまう。





僕は常々想うことがある。この〝感覚〟を開く鍵は実は誰しもが持ち合わせているモノで、ただ単にその鍵穴を見つけられない、つまり能力の使い方が分からないだけではないのか?と。そしてその領域の扉は、ときに自分の意思とは無関係に〝突然の何か〟をキッカケに開かれてしまう(覚醒しちゃう)ものではないのか?と。「ゾーン」などというぬるい互換表現はして欲しくない。僕の解釈ではゾーンとは意図的に作り出せる雰囲気や集中力に類するのだ。





誰しもが持ち合わせているにもかかわらず、おそらくはこの領域に生身の人間として足を踏み入れることを許されるのは1%にも満たないであろう。99%以上の人間がその能力の片鱗にすら気づくことなく、あるいは鍵穴の存在すら知る由もなく生涯を終える。不憫である。1%未満に当選した僕からすれば皆さんが実に不憫でならない。





あ、僕、この度お陰様で神なる領域の扉をサクッと開けて土足で踏み入りました(●´ω`●)ゞ





先日ね、ラウンドしたときスンゲー雨降っててコースぐちゃぐちゃだったんですよ。あるホールで、これをミスると流れが変わるな!という勝負所のアプローチが訪れたんです。そこまでそれなりに耐えてましたし、集中力も維持できてて、所謂「ゾーン」ってヤツっすかね。菩薩の境地で放ったアプローチ。確かに扉の開く音を僕は聞いたんです。





「ガチャ!(グチャ!)」







※イメージ画像




「ボールが止まって見えた」





ってか・・ボールが止まってました・・打ったハズなのに・・。

「時間感覚の延長」、僕は神の領域に足を踏み入れし選ばれた人間だとその時確信しました。





先述のとおり誰しもが辿り着ける境地ではありません。皆さんには到底辿り着けない領域かもしれません。なんかスイマセン、僕だけ。本来ならあまりお教えしたくないんですが、お仲間の方々に黙っているのも良心が咎めます。神の視界を体験した僕から極秘情報を特別にお教えします。





雨の日そこそこ覚醒しやすいよ。








まじめな情報を。


ながらくお待たせしました☆TK4の総集編動画がKAZUさん編集のもと、TK4参加者グルッポのほうにUPされております。BGMにおける著作権等の都合上、参加者皆さんには大変お待たせしてしまい申し訳ありませんでした。ここでの動画は再編集されたものですので、「オリジナル版(特典映像付き)」をご希望の方はKennyさんまでご相談下さい。またノーカット版はTK5にて上映予定です。TK4参加者のみの閲覧となってしまいますこと、ご理解願いますm(_ _)m