介護者は家族の代行者にはなれても家族にはなれないという非常に微妙な立場で、日々の支援に努めています。
故に、家族は利用者(入居者)の絶対的存在であり、そうでなければならないと望むこの頃です。
会話がなくても傍に寄り添うだけで形になってしまうシーンを幾度も目の当たりにしてきましたが、切羽詰まって辿り着いたご家族の大半が現実逃避しがちなのは残念でなりません。
しかしながら、長い年月を経て向き合えるようになったご家族も、逆に益々距離を置いてしまったご家族も、利用者にとってはかけがえのない存在であり、ご家族へのケアという部分も我々の役割だったりします。
具体的な方法としてはカンファレンスといった話し合いの機会を設け、信頼関係を築くことから始めて共通の理解に繋げるという先の長長音記号1いお話です。
梅雨入り直前頃から発汗量が尋常じゃなくなる、避けては通れない仕事の1つであり、今日も頑張りました…どうにか。
時間的に2名(1名ずつ入浴)が限度なんですが、「たったの2名?」とお思いの方のために説明しますね。
健常なお年寄りの方なら楽勝なんですが、僕が担当してるユニットでは9名中7名ぐらいです、一部介助で済むのって。
完全に見守りだけで済むような方だったらご家族も入居させませんからね。
出来ない(出来なくなった)部分を支援するのが施設の理念なので、相手のペースに合わさなければいけないというのが何気にしんどく、どこが出来ないのかは各自異なります。
今日支援した2名は、誰が名付けたか「2強」と呼ばれつつあるコンビで、通常は日を分けるのですが、訳あって…。
1名は肛門のしまりが異常に緩く、もう1名は言葉が全く通じず全介助といった感じです。
体を拭いてからが勝負とも言えますが、それ以前の問題です。
とは言え、入浴嫌いの方への対応に悪戦苦闘するよりはポジティブに介助出来る分、ストレス自体は溜まりませんけど。
日頃、認知症の方を支援していると、特に同性(男性)の方に対して、親近感よりも「ああはなりたくねぇ…」「ああならないようにせねば」といった不安感が勝ります。
男性の方が頑固率が高い上、キレやすく、また女性の方よりも凹みやすいんですよね。男尊女卑世代だから仕方ありませんが。勿論、紳士な(または可愛い)方も居ますよ、はい。
とか愚痴りつつも、ぶっちゃけ明日は我が身ですよ。男として共感する部分も少なからずありますし、携帯世代の自分の老後を想像すると、ある意味、この方たちより…って思います。
まぁ、可愛いと思われるお年寄りを目指すために、色々勉強させていただいています。