ギャンブラー高丸春久Blog -4964ページ目

昼下がりの団地妻

毎日新聞の連載にデリバリーの風俗に飛び込んだ主婦の話が書いとった。どうしても”団地妻”のフレーズに弱いワシは記事のタイトルにしてもうたけど、今は”マンション妻”やね。



生活には何の不自由もなく、旦那には仕えて、子供にも他人から過保護と指摘されるくらい家事・育児に専念してきた奥さんが風俗の世界に入ったお話ですわ。


「私は家政婦じゃないのよ!」


「私は何のためにいるの?」


昔から”人妻”を謳う風俗は多い。まぁゆうたら、嬢の年齢が『18~25歳』なら”現役女子大生”、『26~45歳』なら”新妻”や”人妻”、『46歳~』なら”熟女”とかゆうタイトル付けるのが風俗業ですわ。


ソレがホンマもんかどうかなんてどうでもエエ世界なんや。お客さんが勝手にイメージしたり妄想かましたりして楽しむ世界ですわ。



ほんだら、ホンマもんはおらんのかいゆうたら、コノ新聞の記事みたいに”現役”がおったりしますわ。やっぱし、昼下がりやね。何処でどうやって探してきたんか知らんけど取材した主婦がゆうてますわ。


「独身時代には軽蔑していた職業やけど、ロングヘアを褒められる度に女として見られる喜びを思い返したの・・・」


こうゆう表現は珍しいことやなく大半の人妻嬢はゆうんや。ようゆいますわ、人にぎょうさん見られるから女優さんとかモデルさんとかは綺麗やねんやら、仕事でも趣味でも人前にゆくから綺麗やねんとか。


でもな、ワシはちょっと同じくくりではないような気がするで。


風俗で遊ぶ人間、最近は女性用風俗もあるから両方ともやけど、その人たちが求めるんは”オス”とか”メス”ですわ。”男”とか”女”やないで、オスメスや。錯覚や、微妙なとこなんやけど全然違うんや。


こうゆうな、錯覚のイメージで働く人間は必ずなんかの原因で家庭崩壊してまう。バレたりやな、体壊したり、性格変わってもうたりしてまうんですわ。向いてへん、ほよ辞めてまわんなアカンで。


”女”にな、見られたいとゆう願望だけで働くんやったら、お金になるなれへんを別にして一般サービス業とか外回りの営業職をすればエエんや。不特定多数の面前にゆく仕事なら身なりに気ぃつけるから自然に綺麗になれるんや。


じゃ、逆にやな、人妻嬢を長く続けれる人はどんな人かとゆうと、圧倒的に”多額の借金”ですわ。



風俗っちゅうのは案外体を酷使する仕事のように思われとるけど、働き続けるとダメージ受けるんは心や。家庭で受けたダメージの解消ゆうて風俗入ったら、更に違うタイプのダメージを受ける。そんな人には絶対向いてない職業ですわ。


と、あんましゆうたら遊び人のワシが困るかも知れんのはどうしたもんやろか、、、